成長する価値観を組織に浸透させる10の方法

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業績の低下に歯止めがかからない!

いわゆる「地方の名士」が運営する同族会社、地盤低下に歯止めがかからない。
競争相手の動きが気になるが、生き残っていくライバルは、同族会社でなくなってきている。

そんななかで打ち勝つには、どうしたらいいのか?

こんな悩みは、ありませんか?お任せください。

再生の仕方をお教えします。

リーダーシップに悩みます

悩みが深いほど頭の中は混沌として、どこから何をしたらいいのかわからなくなりますよね。

結果にはすべて原因があります。ゴエス(整理・整頓・清掃・清潔・躾/習慣)を使って、多くの中小&零細企業を再生した体験をもとに、生まれ変わる方法をお伝えします。

仕事のゴエス。

ゴエス(5S)

ゴエスつまり5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾/習慣)という5つのS(頭文字)を使って、一見難解そうな問題を解決します。

「親から引き継いだ会社を成長させたいが、急激に沈みこんでいって、打つ手がことごとく空回りする。」という悩みは抱えた会社は多いです。

特に地方には、多く元々地域の名士の場合が多い。そもそも組織って何でしょう
典型的な同族会社である場合も多く、トップの年齢も大きく関わってきます。
かっては勢いのまま、時流になってなんでもうまく回った時もあったでしょう。
お金を別にしたら、いま会社になにが残っていますか?

子どもに継がせたいが、子どもも嫌がって、継承しようとしない。
張りぼての虎に魅力も安心もないので、継承しようとしない。

仕方ないので、いずれ会社を解散するつもりで、競争しているので、ますます競争力も低下する。

競争相手の動きが気になるが、生き残っていくライバルは、同族会社でなくなってきている。

自分の中途半端さは、周囲に悟られないようにしているが・・・

原因は簡単だが、修復は難しい

因果関係

原因は「歪んだ価値観」が風土に定着しているからです。

人には大きく分けて3つの心(マインド)があります。

  • 親の心(父親の心・母親の心)
  • 大人の心
  • 子どもの心(従順な子どもの心、無邪気な子ども心)
行動指針と5つの心の関係性
部下を動かすことに苦労していませんか? 部下に好かれたいと思った途端は、部下の心は離れます。 なぜでしょう?部下が望んでいるのはそういうことではないからです。 どんなことになってもメシを食っていけるスキルを...

このうち、成長させるエネルギーに溢れたマインドは、「子どもの心」です。
子どもの心には、2つあり、「無邪気な子ども心」と「従順な子どもの心」では、考え方も行動も真逆です。

 

成長に必要なのは無邪気な子ども心

自分の人生のある場所で暮らす

成長に必要なのは、無邪気な子ども心です。

無邪気な心とは、天真爛漫に遊びまわっている心です。

ビジネスで成果を出せるのは、遊ぶように熱中できるこの子どもの心です。

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従順な子どもは夢中になれない

努力は夢中に勝てない

一方の従順な子どもの心は、他人の顔色をみて暮らす習性が考え方、行動に反映されるので、阻害要因になります、

問題は、トップに「無邪気な子ども心」が弱く、「従順な子どもの心」が強いことです。

トップに「無邪気な子ども心」が弱く、「従順な子どもの心」が強いとどうなるか?

人間は自分が考えているような人間になる
常にいちばんの関心が「事業」そのものより、結果になることです。

ここでいう結果とは、PDCAのCにあたる結果ではなく、他人の顔色だったりP/Lです。

結果もP/L大切ですが、経営の本質ではありません。

経営の本質とは、「価値観」です。

歪んだ価値観は、歪んだ経営と言い換えることができます。

歪んだ価値観では「支援型リーダーシップ」が発揮できません。
物事の具体的な中身(プロセス)に関心が弱く、結果に偏るからです。
結果に偏ると、コミュニケーションは機能不全に陥ります。

相手(従業員)は、自分でなくても、結果さえ出せたら誰でも良いと勘違いされます。
しかし、会社が成長するのは、ひとりひとりが商品やサービスとともに成長するからです。

この当たり前のことが、P/L至上主義のトップにはわからないのです。
悪気はありません。
「従順な子どもの心」が強い人にはP/L至上主義が正義に思えてしまうのです。

「従順な子どもの心」はなにが問題か

メッキが剥がれる人

「従順な子どもの心」はなにが問題か、

優先順位が正しくないことです。
「従順な子どもの心」が強い人は、物事の優先順位より、人間関係など他の要素を重要視します。

「従順な子どもの心」が強くなってしまった原因は、主に親との関係にあります。

厳しい父親に育てられ、サポートしてくれる母親も父親に寄り添うように暮らすと、保護的な母親の心を得ることも弱くなるので、自己否定感が強くなってしまいます。

 

「従順な子どもの心」から解放されたら🔻こうなります。

いい子にならなくていい女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと親のご機嫌とらなくていい女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと

女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと

部下の顔色を伺うトップの真実

トラブルの集積場

このような環境で育った子どもがトップにたつと、成長を求めて縦横無尽に活動することなく、他人の顔色を伺います。

つまり部下の離反が気になり、人が使えなくなります。

使えるのは、自分に逆らうことなく協調する部下になり、重宝します。

その部下も、やはり「従順な子どもの心」の持ち主に限定され、やがて蔓延します。

その結果「退職率が高い」という現実に反映され人手不足は慢性化します。

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誰でも王道を外さないやり方がある

時は金なり

でも、心配ありません。

ゴエス(整理・整頓・清掃・清潔・躾/習慣)を使って因果関係が整理〜躾/習慣にできたら、ビジネスの王道から外れない経営ができます。

ビジネスの王道から外れなければ、誰でも成長するサイクルを回すことができます

では、ビジネスの王道とはなんでしょう?

ゴエス(整理・整頓・清掃・清潔・躾/習慣)つまり流行りの「プログラミング」、昔もいまも変わらない論理的思考です。

成長するサイクル

成長の10ステップ

成長するサイクルとは、PDCAです。PDCAは論理的思考を凝縮したものです。

成長するサイクルとは、社員(従業員)、100年時代には「個人事業主」を育てる仕組み
上のイラストでわかる、私がいう「成長の10ステップ」です。

働きがいがある育て方をしていますか

リーダーシップの&ステップ

働きがいがある仕事の仕方です働きがいがある育て方。育ちがいのある仕事の仕方です。
*これについては別ページで詳しく説明します。

つまり自律型マネジメントです。自律するには、人間関係の仕方、それを支えるライフスキル(EQ)。アサーティブな態度、物事を整理して習慣化(システム化)できる力、ストレスに負けない自己管理と指導(マインドフルネス)、これらをまとめたプロデュースするリーダーシップが必要です。

EQ・・・心の知能指数でマイルストーンを上りきる!
EQのことはご存知だと思います。Emotional Intelligence Quotient・・・・心の知能指数と呼ばれています。 EQが高いと本来備わっている、スキル・知識・経験を遺憾なく発揮できるという考え方がある一方で、EQが...

このリーダーシップ(個人事業家)が育める企業風土と仕組みが会社力として必要です。

この会社力が、コアバリューです。

正しいコアバリューがあって、組織は正常に機能する

コアバリュー

コアバリューとは、企業の中心になる価値観です。

企業が最も重要であると考える価値観であり、日々、社員が考え、行動するうえでの羅針盤です。

企業の「魂」や「信条」、またそこで働く個人の「働き方」「考え方」の基盤になるものです。

コアバリューの浸透にストーリーテリング、センスメイキングは欠かせません。

でも、余計なことをしたがらない従順な子どもの特性が強い人は、ストーリーテリング、センスメイキングに無関心です。

働く個人の「働き方」「考え方」の基盤が狂っていたら、企業活動もおかしくなります。

しかし、ほとんどの人は(個人的な)「歪んだ価値観」を組織に持ち込みます。

正しく育てられた「成人」は稀だからです。

価値観のせめぎ合いが起こりますが、そこから逃げるのも人であり、時にはトップや重役の場合もあります。上層部で起これば起こるほど、組織も歪みます。

つまりコアバリューの浸透には、その点も織り込まれていることが前提です。

織り込み済みでないコアバリューは口先だけのものになり、コアバリューにならないものです。

「従順な子どもの心」が強い重役、トップが仕切っている組織では、苦戦しますが、特効薬があります。

まとめ

アンケートを集計すると、成長しない会社には、驚くべき共通点があります。

相次ぐ「実態調査」で判明しました。

トップからアルバイト学生まで、なんとほぼ全員が、「従順な子どもの心」が強い人ばかりだという点です。

なぜそんなことが起こるのでしょう。風土が引き寄せるのです。
アルコール依存症の親を持った子どもが、アルコール依存症の相手と結婚、離婚を繰り返すのと同じ仕組みです。
女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと

このような場合、どこから手をつけていいのか、解らなくなりますが、答えは簡単です。

働きがいのある会社にすれば良いのです。

「従順な子どもの心」の持ち主は、同類を嫌います、なので退職率も高くなります。

親が自分に似た性格の子どもを嫌うのと同じロジックです。

働きがいのある会社にするには、「従順な子どもの心」の集団ではできません。

持っていない素養を高める工夫が必要になります。これが突破口になります。

リーダーにとって、いちばん大事なもの
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