部下を動かすことに苦労していませんか?
部下に好かれたいと思った途端は、部下の心は離れます。
なぜでしょう?部下が望んでいるのはそういうことではないからです。
どんなことになってもメシを食っていけるスキルを身につけさせることです。
その安心感を信じてリーダーについてきます。
部下を動かせる条件についてお話しします。
人を動かすには哲学と食料がいる
「車を動かすにはガソリンとスパナがいる。人を動かすには哲学と食料がいる」
これは、本田宗一郎氏の言葉です。
人に置き換えたら、食料とは、給料に該当しますよね。
今の時代にはあまり魅力度が低下していますが、地位も該当しますよね。
いまは「楽しい」が大きな要素になります。
ワクワクすることがないとモチベーションは高くなりません。
楽しいことって遊ぶことでありません。
自分のしたことがどのように人をワクワクさせるのか、楽しさを夢見る心が哲学に必要です。
計画された偶発性理論
ノーベル賞を獲得した科学者には、ある才能があるといいます。
スタンフォード大学 ジョン・D・クランボルツ教授のキャリアプランに役立つ「計画された偶発性理論」です。
「計画された偶発性理論」とは、キャリア理論ですが、この理論の要点は、
- 個人のキャリアの8割は予想しない偶発的なことによって決定される
- その偶発的なことを計画的に導くことでキャリアアップをしていくべき
という考えにあります。
2つのキャリアプラン
キャリアプランには、
- 未来に重きを置く考え方、
- いま現在を重視する考え方
があるといいますが、いま現在を重視するのがクランボルツ教授の意見です。
なぜなら変化の激しい時代の10年先は読めないから、いまを重視しょうというもの。
なんだか拍子抜けの感がないわけでもありませんが、面白いのはこの先。
偶発性は偶然起こったように見えても、実際はそうではなく、行動指針の賜物だといいます。
- 「好奇心」 ―― たえず新しい学習の機会を模索し続けること
- 「持続性」 ―― 失敗に屈せず、努力し続けること
- 「楽観性」 ―― 新しい機会は必ず実現する、可能になるとポジティブに考えること
- 「柔軟性」 ―― こだわりを捨て、信念、概念、態度、行動を変えること
- 「冒険心」 ―― 結果が不確実でも、リスクを取って行動を起こすこと
そうなんですね。
誰にでもある5つの心
人間には5つの心があるといいます。
- 親の心
- 大人の心
- 子どもの心
です。以上3つの心を細分化すると
- 父親の厳格的な心
- 母親の保護的な心
- 大人の心
- 従順な子どもの心
- 無邪気な子どもの心
です。
従順な子どもの心は、父親の厳格的な心の裏返し
無邪気な子どもの心は、母親の保護的な心の裏返し
裏返しとは、インプットされた親の心の強さを反応した結果ということ。
人間の本来は、無邪気な子どもの心ですが、躾によって、無邪気なままではいられなくなり従順な子どもの心が入ってきます。
もし子どもが父親の厳格な心に強く反応すると、従順な子どもの心が強くなり、偶発性を呼び込む行動指針は芽生えにくくなります。
偶発性を呼び込む行動指針の5つは際立っています。厳格な親の心のもとでは育ちません。どう考えても、無邪気な子どもの心の産物です。
5つの行動指針が企業の哲学になければ、元々持っていた者は息苦しくなって職場を去るでしょう。
あれば、励ましとなり、モチベーション(動機付け)になります。
もし自分が当該企業のリーダーにあったなら、トップになければ自分が創り出します。
結果を出すことで、会社の哲学に浸透させていきます。
もちろん限界があるだろうし、部下を裏切る可能性もあります。
それでも、やれるところまでやります。
そしてメシを食っていけるスキルを身につけさせることにこだわります。
それがリーダーとしても誠意だと思います。
哲学を語れるか
中間管理職の宿命だと思います。
それが嫌なら辞めるしかありません。
この会社は社会にどんな貢献をしているのか。
この会社で何ができるのか。
あなたの仕事がなぜ必要なのか。
働く人聞がワクワクできてはじめて、生産性や将来性が高まります。
だからリーダーは、人を動かすだけの哲学をもっていなければならないのです。
動きたいと共感させられるエネルギーがあって人は動きます。
エネルギーを伝えるのは行動と言葉が必要です。
行動だけで「面白そう」と思わせることはできますが、「なんのために」「なぜ」は言葉で伝えるしかできません。
そこで問題になるのが言葉で伝える作業です。
思いはあっても伝えられないリーダーが多過ぎるので、勿体無いと思います。
まとめ
キャリアプランの行動心と、人本来の5つの心。
ミスマッチは必ず起こります。
そうでない人だけが成功するように思います。
で、あるなら最初から結果が見えています。
ミスマッチを防ぐ方法を講じる必要があります。
哲学を共有することが出発点になります。
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