「採用」は「分かち合う」から逆算する

働きがいのある会社 マイルストーン
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働きがいのステップ

「採用」をどう考えているのか、採用する側、採用される側、双方にとって重要な課題です。

目的を持っていても、使える時間は限られています。

毎日を働きがいのある、生きがいのある、楽しいものにするには、
ゴールまでの期限を決めてしまうことです。

期限が決まれば、採用からゴールまでの予定が組めます。

予定の中でリーダーシップを発揮するチャンスができます。

予定が決まれば、予定通りに達成する合意形成をした上で、いまやるべきことが見えます。

そこに必要なスキルが双方にとって具体的になります。

できるまで、できるふりをしながら、
期間内に、最速で身につけていくことをリーダーと一緒にやり遂げましょう。

 

人を大事にする。

働きがいのある会社

会社が成長する条件はシンプルです。

人を大事にする。

そのために「採用」は最初の一歩ですが、ミスマッチは双方にとって大きな損失です。

信用、尊敬、公正、連体感、誇りを共有できる人かどうか。

誠実、正直、自律性、向学心、向上心、論理的な思考回路、人への関心、人望を集められるかどうか、実生活の価値観、0を1にできる人か、指示待ちではなく自分ごとと捉えることができる人か、これらがポイントになります。

会社は人で出来ている

会社は人で出来ています。

特にリーダーシップは重要になります。

チャレンジ精神がない人にチャレンジする会社は作れません。

採用される人にとっても同じです。

チャレンジしない会社にチャレンジ精神のある人が入社してしまうと不幸です。

現実には、ミスマッチを喜ぶ会社もあります。
知らずに入社してくれれば儲け物と考える、目先だけで動いている人たちで組織された怖い会社も存在します。

怖いというのは、採用した人の人生を軽視しているからですが、その意識もなく効果の出ない目先にしか関心がないのです。結果には原因があります。

成長する会社ならこうする

信用、尊敬、公正、連体感、誇りを大切にする会社なら、求める人材の発掘に躍起になっているので、可能な限り事前に伝えようとします。

伝えることで、ミスマッチを防げるだけでなく、雇用機会を平等にして、求める人と出会えるからです。

ウェブサイト、説明会では、仕事の内容を詳しく伝えるだけでなく、企業文化を紹介します。仕事の現場の様子、福利厚生の生を、ビデオを使い多くの社員を登場させて、相互理解に努めます。

面接で知りたいこと

働きがいのある会社

面接、採用されたい側からの逆面接では、求人の担当者やマネジャーだけではなく、男女、年齢、職種に関係なく立ち会います。

過去の経験を問わず変化に適応できる人物か、変化を迅速に察知して行動、チャンスを獲得しようとする人物か、健全な劣等生、オタク、幅広い好奇心を持ち合わせているか、変化の途上にあるのか、表層的でなく本質的な考えを持てる人か、何を学び、どのように成長したいのか、自分の力をどうしたいのか、仲間と協調できる人か、ある優れた能力は諸刃の剣になりますが、多面的に真摯に理解しようとします。

会社側のこれらの態度は、ゴールである「分かち合い」を暗示しています。

「採用」は、その瞬間と継続に向かった真剣勝負のはじまりです。

「滅私奉公」が続いていく

ブラック企業

昔なら、従業員には余計な知恵をつけず「滅私奉公」で頑張ってくれたら良いという考えが多かった時代もありました。

「滅私奉公」つまり自分を社業に捧げなさいという考えですが、「美徳」とされてきました。

そこには、お互いの利益があったことは否めないでしょう。

しかし、働く側の利益がどんどん目減りすることで、「滅私奉公」は通用しなくなってきています。

 

この恐怖の価値観が日本に根付き始めたのは封建主義一色の戦国時代。
親兄弟であっても、これに殉ずることがまかり通った時代の価値観です。

やがて少しずつ変化しながら「家長制度」にたどり着きました。
家を継承するために、家督は全部長男が受け取る。
これが第二次世界大戦の敗戦まで続いたのです。

 

日本には、大きな革命といえるが改革が2度ありました。

一度目は、明治維新。二度目が昭和の敗戦。いまは微妙な時ですね。

未だに「滅私奉公」を継承した経営者はたくさんいます。
悪い人ではありません。
いい人もたくさんいます。

しかし、根本的に思考回路が違うので、どのように親切であっても出口が違うのです。

自分の人生のある場所で生きる

自分の人生のある場所で暮らす

ブラック企業の定義は幅広いが、ひとことでいえば、人を大事にしない会社です。「親切=大事にする」ではないのです。

「毒親」ということもあるように。

このような人と関わると、その期間、自分の能力を殺すことになります。明日が不安であっても、一刻も早く去ることです。

不安を打ち消すには、成長する会社が求める人になることです。

リーダーは、部下をそういう人に育てるのが仕事です。

そこで40歳独立が目標になったりします。

場合によれば、リーダー自身がそういう立場に置かれている場合も少なくありません。

自分の人生のある場所で生きることが、誰にとっても大切なのです。
求人、採用とは、その関門です。

まとめ

いますぐ始めましょう。

リーダーシップをリーダーだけに求めるのではなく、ひとりひとりが発揮しましょう。

自分の人生を何に捧げるかは自分の選択です。

リーダーは、ひとりひとりがリーダーシップを発揮するように導きましょう。

 

滅私奉公を暗黙の内に求める企業には、依存するタイプの人が多く在籍しています。

そこにあるのは「共依存」です。

チャレンジする会社は、自立、自律を求めます。

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