日々の仕事の仕方に違いがあるからです。
話を聞いても解らないのは、思考回路の違いがあるからです。
思考回路は、永年時間をかけて創られたものです。ここでは、その点に留意しながら、成果に大きな違いが出る違いを考えてみます。
「なれない自分」を問題視するのではなく、「なれない自分」を受け入れるのが簡単です。つまり「なりたい自分」をあきらめることです。
その代わり、長所を育てましょう。
長所をどんどん伸ばしていきましょう。
コアバリュー、ど真ん中の価値観があなたを創る
その場、その場の一時の欲望や他人の意見やニュースネタに惑わされず、志を忘れずに進むことです。
凛とした在り方は、道を開きます。
志は、希望が見出せない困難な状況でも突破する力になるのです。
一志不退(いっしふたい)と14のリーダーシップ
- 明確な目的を持ち、チーム全員に行く方向(目標)を鮮明に示すこと。
- その目的を達成すると、どうなるかを全員に認識させること。
- その目的、目標には大義があること。
- 目標は北十字星の如きであること。
- 誰一人として疑う者なく、全員がやれると信じていること。
- 目標に圧し潰されないようにマイルストーンがあること。
- 毎日は地味だが目の前の成すべきことに無我夢中で取り組むこと。
- マイルストーンを命のように大切にして毎日の達成を祝福すること。
- 毎日PDCAを回して常に改善を図ること。
- 常に最悪の状態を予測、想定して、準備すること。
- それでも起こったトラブルは楽しむこと。
- どんな悪い環境でも、すべてを受け入れること。
- ストレスに対して感情の渦に身を置いて逃げ込まないこと。
- 放置すればその日の内に情熱は失せる、消えない前に全員に火を点けること。
ですから変化に迅速に対応することが求められています。
ワークライフバランスを楽しむためのコアバリュー
有形資産と無形資産
これからの人生100年時代は、個々の人によって違いますが、大きく分けると次の資金(有形)設計が必要になります。
- 教育資金設計
- 住宅取得資金設計
- リタイアメント・プランニング
- 保障・補償設計
- 金融資産運用設計
- 不動産運用設計
- 相続・事業承継設計
など有形資金だけでなく、
- 生産性資産
- 変身資産
- パートナー資産
- 活力資産
4つの無形資産が重要になります。
ユーザの受け止め方はコアバリューに左右される
なぜでしょう?知らず知らずに仲介役が主たる業務になっているケースも増えています。
ここで言えることは重要なのはポイントカードではなく「シェア」だということです。
そこに共通しているのは、圧倒的な顧客の支持で、感情を揺るがす体験があるということです。
価値前提の経営
「価値前提の経営」に徹していて「売るためにサービスを良くしましょう」という概念を木っ端微塵に打ち砕き、遠く彼方に追いやっています。
戦略の中心に据えるのは、「価値前提の経営」です。
「事実前提の経営」VS「価値前提の経営」
その一方に「事実前提」の経営があります。
価値や目的を明確にせずに、今ここの出来事にその場しのぎで対応したり、その時々の都合で対応したりするご都合主義の経営を「事実前提の経営」といいます。
「事実前提の経営」から「価値前提の経営」へ切り替えたくても、スローガンでは脱却できません。
脱却できないから、ここで買う理由が顧客に見当たらないので、どこで買っても同じ、安ければいいという状態に追いやっています。
この結果の事実に照らして「事実前提の経営」が行われる限り、「価値前提の経営」に切り替わることはありません。
大変そうに思えても、この対策こそが、競争優位に立つ絶対条件なのです。
しかし、「事実前提の経営」を正義と思い込んでいる思考回路は、永年鍛えられてできあがった思考回路なので、トップが変わるか、一回倒産でもしないと「事実前提の経営」から「価値前提の経営」に切り替わることはないのも事実です。
価値観に共感し、ベクトルを合わせて感情的にならずに自己啓発してくれる人材でなければ、すでに見えている世界を乗り切り成長することは困難です。
これは業種の責任ではありません。マネジメントの仕方が極端に大きな差になるのです。
差が生じるのは顧客の支持の違いによるもので、「在り方」の違いで生じるのです。コストではありません、「在り方」の違いで生じるのです。
その違いがコストパフォーマンスの違いになり、コストパフォーマンスの悪さが絶対的コストの違いになります。
その上で、長所にこだわって成果をあげるのが楽か、短所にこだわって改善するのが得策か、両方ともアップグレードするのが得策か?
組織(人)は戦略に従うように、自身も自身の戦略に従うのです。
まとめ
成果に大きな違いが出る違いは、たったひとつのコアバリューに違いがあります。
たったひとつのコアバリューに違いがあれば、14のリーダーシップにも違いが出ます。
これだけ違えば、成果に違いが出て、その違いは次のステージの違いになります。
人のステージは、上の図のようにシフトしていくので、雪だるまのように転がり続けたら、とてつもなく大きな違いが成果に出ます。
たったひとつのコアバリューを大切にしたいですね。
コアバリューには「禁止令」も、影響しているので、解除するようにしましょう
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