【会社を潰さないリーダーの仕事】④目標は北十字星の如きであること。

北十字星をめざす チームで働く力
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北十字星をめざす

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目標は全員が知っていて分かりやすいものでなければなりません。

しかし現場に赴けば分かることですが、「北十字星は?」と聞いても「さあ?」という顔つきを見ることになる。
知っているのは「責任者」だけということが少なくない。
責任者は伝えたと言う。部下は分かったような分かっていないような。

部下は言う「マネジャーは大変そうですが」。。。

なぜ、あってはいけないことが、軽々しく発生するのか

目的・目標は周知徹底さえていますか

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他人事のような口ぶりは、仲間から閉め出した人間関係の悪さから起こっています。

勿論マネジャーはそんなことをしたつもりはありません。

別に「いじめ」があるわけでもなく、ただ横のつながりが少しばかり悪かっただけです。
よくあることです。
驚かれると思いますが、よくあることです。

今回は「目標は北十字星の如きであること。」

言うのは簡単ですが、実際に北十字星に向かって歩くのは簡単ではありませんというお話です。

なぜ、こんなバカみたいなことが起こるのか?
その問題にもならない問題を解決するために、どれだけ時間が使われるか?気にしていないかったので、時間がカウントされることもありません。

たとえば・・・集める技術、チームワークする技術

集める技術

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たとえば会議・パーティなど、必ずのように時間に遅れてくる人がいるのではないでしょうか?集める技術の問題です。

たとえば前日、あるいは数時間前に確認のメールなり電話を入れると防げます。

「北十字星は?(目標は?)」と訊ねて、正しく返ってくるようにするのも同じスキルです。

しかしマネジャーにすれば頼ることができないので、チームワークができるように関わらなかっただけのことです。

チームワークは、分担した仕事のひとつひとつ、ひとりひとりが責任者です。
それを束ねた責任者がマネジャーです。
すべての責任者の頂点に立っているのが社長です。
リーダーシップは呪文ではなく、トップもリーダーも御神輿ではありません。

すべてを束ねて率いているのが社長です。
その指先はみんなが見えるように北十字星を指していなければ、みんながどこに進んでいいのか分からなくなります。

共有、シェアですね。

100人の会社にできなくて、50,000人の会社にできる

リーダーは北十字星をめざす

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100人の会社にできなくて、50,000人の会社にできる。

規模の問題ではありません。難易度への関心と強さと正しい反応です。

価値観を共有できるのは、直接の上司と部下との間で、トップの考えが話され、伝わったのか、その上で、実践されているのか、確認しているからです。

「それくらいわかるだろうが・・・」・・・それを言ってはお終いです。

50,000人の会社より、10人の会社の方が危機管理ができていないことは多いのです。

チームワークができる条件

リーダーシップが発揮させる場所
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リーダーシップを発揮して、チームワークができるには条件があります。
分担した仕事が誰かに手伝ってもらわなくても、自分でできることが条件です。

そのためには、完遂できるか、できないか、ひとりひとり、チェックしておかないといけません。できない場合には追加教育が必要です。

トップにひとりひとり追加教育しろというわけではありません。
しかし果たせるか、果たせないか、知っていて、果たせない場合には追加教育が行われ、完遂できるようになって行う仕組みが機能しているか、どうか、リーダーはその有無は知っていないと仕事になりません。
完遂できないのに、北十字星を指さしても、行くことはできないからです。
冷静に考えてみてください。とても滑稽な姿が目に浮かぶはずです。

「目標は北十字星の如きであること。」とは、スローガンではありません。

まとめ

目的・目標がスローガンになってしまう会社は、リーダーがリーダーシップを発揮していないということに他なりません。

人が使えない理由は、人を大切に思っていないからです。

育てる意識より、トラブルがないように、リーダーが人を避けて通るからです。

リーダーシップを発揮せずに、人が使えない理由は、「その職場が誰のために、なにをしているのか、どうあるべきなのか」を明確にしないからです。

明確にしない方が都合が良い場合があります。
しかしそれは苦手なことをしていないからです。苦手も得意もありません。

目的・目標を達成するために必要なことは、全部しなければ、組織の機能は使えません。

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