離婚妻の児童虐待死を解決する|チーム学習3本柱と5つのディシプリン

氷山モデル システム思考
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2〜3歳の幼児が虐待されて死んでいくという痛ましい事件が、繰り返し発生します。
パターン化していて、離婚した女性が幼児と暮らす家庭に、同居した男性が、幼児を虐待の末、死に至らしめるというもので、その手口が残忍な点でも共通しています。

では、なぜ「離婚妻の児童虐待死はなぜ繰り返されるのでしょう?」
氷山モデルを使って問題を解決していきましょう。

システム思考をビジュアル化したのが「氷山モデル」です。

見える部分には「できごと」があり、
見えない、その水面下には「行動パターン」
さらに、その下には巨大な「構造」が隠れていて
その下には強固な「メンタル・モデル」が潜んでいます。

「児童虐待」というできごとがあり、
「ストレス解消」という行動パターンがあり、未熟な男女の共同生活という構造(システム)があります。
その土台には「歪んだメンタル・モデル」が潜んでいます。

では、システム思考で解決していきましょう

システム思考で解決する

自己マスタリー

チーム学習は3つの柱で成り立っています。

  • 志の育成
  • 複雑性の理解
  • 共創的な会話

3つの柱はバランスがとれていないと家は傾いてしまいます。
3本柱の中身を見ていきましょう。

1.「志の育成」

「志を育む力」は、自らを主体的に動かす力です。
個人、チーム、組織が、自分たちが本当に望むことを認知して、その望むことに向かって主体的に選択して変わっていく能力のことです。
自らのありたい姿を想定して、その実現に向けて一生涯に渡る研鑽を続ける「自己マスタリー」を高め、組織で「共有ビジョン」をネットワークして、内発的な動機にあふれた個人が「想い」を共有する集団を創り出します。

自己マスタリーとは自己をマスターするという意味です。危機感や脅威を避けるために自らが創作したことに自分の基盤を置くことから出発します。

「志の育成」の柱では、

  • 自己マスタリー
  • 共有ビジョン

が支えになります。

2.複雑性の理解

「複雑性の理解」とは、自分自身の理解と他者の理解を重ね合わせて、さまざまな縁起(因果律)で生起する構造(システム)の全体像とその作用を意識し、理解する能力です。
仏教(密教)では理解しやすくするために「曼荼羅」でビジュアル化しました。

さまざまなステークホルダー(利害関係者)との絡みの中で、時間の経過と共に展開される広くて深い複雑性を理解する「システム思考」の修得が重要になります。

構造(システム)は誤解されやすい概念です。
私たちはわかりやすくするために「部分に分ける」ことをよくします。
たとえばマイルストーンにように、細かく分類、部分に対して対策を立てて、最適化をします。最後に部分を合計してうまくいくとはいかず、奇妙なことですが、全体としては破綻してしまうことがあります。問題に対応することが新たな問題を発生させてしまうからです。複雑な要素がたくさん絡んでくると自分の知り得る範囲で良かれと思ったことが新たな問題を発生させるのです。つまり「構造(システム)」が原因で破綻するのです。

「できごと」や「行動パターン」に着目できても、その土台になっている「構造(システム)」を発見できなければ、繰り返し失敗してしまうのです。

「複雑性の理解」の柱では、

  • システム思考

が支えになります。

3 .共創的な会話

「共創的な会話」とは、個人、チーム、組織に根強く存在する無意識の前提を振り返り、意識しながら共に創造的に考え、話し合う能力です。

個々の人を取り巻く世界に対する認知の意識・無意識の前提が「メンタル・モデル」です。
「メンタル」とは心の問題と思われるが、行動までも「規定」します。

たとえば離婚した女性がその後男性と知り合い同居するが、児童虐待を繰り返し遂には痛ましい事件を引き起こす問題が後を断ちません。
本人は気づいていなくても同じようなタイプの男性を選んでいることは少なくありません。つまり女性が引き寄せていることを検討しなければ、いつまでも同じパターンを繰り返します。

「正解はひとつではない」ことを念頭にチームで検討することが必要です。

メンタル・モデルを意識しながら、個人のメンタル・モデルを保留して話し合うことができることが、ダイアログなどの「チーム学習」には重要な要件です。

「共創的な会話」の柱では、

  • メンタル・モデル
  • チーム学習

が支えになります。

学習する組織の3つの力は、3本の柱や椅子にたとえられます。

なぜいつも社員が定着しないのか

社員が定着しない。いつも人手不足の組織(会社)があります。
こういう会社にはなんらかの構造(システム)が働いていて負の構造(システム)に囚われた社員、部署があるものです。

そんな場合、個々が「構造(システム)」「メンタル・モデル」に囚われないようにして「自分たちが囚われている構造がなにか、どんな構造(システム)なのか」対話するのがおすすめです。

正しい答えがあるわけではありませんが、いろんな可能性を探ることが重要です。
求人広告に多額の費用を繰り返し、新入社員教育に費用と時間を投資するより、構造(システム)の可能性を探すことが極めて重要なのです。

課題は違っても「営業成績」にも共通しているので、問題解決の手順をマスターするうえでも有効です。

なぜ、いつもライフスキルを身につけた男性と恋に陥ちないのか

シングルマザーセミナー

児童虐待に走る男性には「ライフスキルの不足」があります。

ライフスキルは、WHOが、健全で幸せな人生を過ごす上で欠かせないスキルとして発表したものです。

ライフスキルには、全部で10のスキルがあります。

自己認識 Self-awarenessr
・共感性 Empathy
・効果的コミュニケーションスキル Effective Comunication Skills
・対人関係スキル Interpersonal relationship Skills
・意志決定スキル Decision Making Skills
・問題解決スキル Problem Solving Skills
・創造的思考 Creative Thinking
・批判的思考(クリティカル思考) Criticai Thinking
・感情対処 Copingwith Emotions
・ストレス対処 Copingwith Stress

以上10の技術のことです。

10のライフスキルは、補完関係にあるけれど、数が多いと理解が複雑になるので、分かりやすくまとめると次の5つのライフスキルに集約できます。

1.自己認識スキル(自己認識・共感性)
2.意志決定スキル(意志決定・問題解決)
3.コミュニケーションスキル(効果的コミュニケーション ・対人関係)
4.目標設定スキル(創造的思考・批判的思考)
5.ストレスマネジメントスキル(感情対処・ストレス対処)
さて、離婚した女性、あるいはシングルマザーは、どうしてライフスキルを身につけた男性と縁がないのでしょうか?

ライフスキルを身につけていない男性を引き寄せてしまうからです。つまり親和性が高い。しかし、愛情面でも金銭面でも苦労の連続になります。
もっともあなたは生きがいを感じてしまうかもしれませんが。

 

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欲しいものを手に入れる方法

シングルマザーのシステム思考セミナー

「欲しい物を手に入れるため」に、手に入れたいものの写真を貼って、ビジュアル化してみると、本当に引き寄せる、といわれています。

うまくいく場合もそうでない場合もあるでしょう。

同じことが、心の画廊にあるビジュアルに引き寄せる。
心に描いたことが現実になるのです。つまりすでにあなたはあなたを知っていて、あなたがあなたになるのです。これが自己マスタリーです。

自己マスタリーとは?

「自己マスタリー」と聞くと、知っている方は、いまより高みをめざして、成長することだと思い込んでいますが、そうではありません。自己マスタリーとは、自分をマスターすることで、自分を知り、自分になることです。だからこの部分が構造的に「成長」に変わらない限り、「自己マスタリー」は言葉遊びになってしまいます。

種明かしをすれば「欲しい物」を明確にして、手に入れたところで、実は「予測可能な」欲しいものでしかない。ということです。「自己マスタリー」は予測可能な範囲を越えることにその本分があるのです。

エンドレスにワンダフルなセミナーを実施して『1000万円を蓄えて増やし、将来は「マンション経営をしましょう』とアプローチしても、考えたこともない人にはピンと来ない。

ここまでの話の要点はイメージできないことはイメージできないままだということなのです。つまり欲しいものを明確にして、手に入れたところで、実は「予測可能な」欲しいものでしかないのです。

そういう人が、いくらビジュアル化しでも、本を読もうが、セミナーに参加しようが、その構造(システム)そのものを扱わない限り、手に入れられない。
「自己マスタリー」は、その点をしっかりと考えていただきたいのです。

思考が限界を設定している

年中、人手不足で悩んでいる会社も、自分を愛してくれる人を引き寄せない人も、「予測可能な」範囲でしか手に入らないのは、思考が、自分の手に入れられる物の範囲を決定しているからです。つまり自分の子どもを虐待する男を彼氏する自己評価の低さは論外だということです。もっと自分を大事にしてくださいね。

そういう人が、いくらビジュアル化しでも、本を読もうが、セミナーに参加しようが、その構造(システム)そのものを扱わない限り、手に入れられない。

つまり自分の構造(システム)を変えない限り手に入らない。
逆に言えば自分の構造(システム)を変えれば簡単に入手できるのです。

ある家電メーカーの特約店育成方法

量販店が全国にできる以前、昔、家電メーカーは、全国に自社のネットワーク網を作り、地域とつながった「町の電器屋さん」を育てていた。

あるメーカーは、自社の系列店を育てるために、「自分が何を欲しいか?」というエクササイズを実行した。

「その先に何が欲しいのか?」
「さらにそれを手に入れたら、何が欲しいと思うか?」
延々と数10回質問していくと、ある系列店主が「年収3億円にしたい」と言った。その時点では途方もない数字である。
「その先に、何を得たいのですか」「いまの店をビルにしたい」

「その先に、何を得たいのですか」

「ビルにできたら、もう充分です」
その先が出なくなった。しばらく止まってしまって、「もうこれ以上はありません」と言ったのだが、メーカーの担当者は「それでも考えてください」と押した。

「年収10億円にしたい」と言った。
店主の口からは、その先が出なくなった。
「それでも考えてください」と押した。やがて、ふと店主は、「ビルにして10億円になったら、自信から自分は価値ある人間だと、胸をはって他人に言える」と言った。

それでも担当者はまだ終わらなかった「価値ある人間と言えるようになったら、何を手に入れたいですか」と問い続けた。

店主は「いまいる従業員に店を任せて、自分は妻と日本国中、世界を旅したい。」と言った。やがて店主は肩を震わせて泣いた。「従業員に店を任せて」のひとことが自分の抑えていた願望に届いたようだった。

店主は充分の先に自分のほしいものを見つけた。

担当者は「ではそれを実現しましょう」と言った。

それ以来、行動力が見違えるように変わり、売上げは急増した。

多くの零細会社のオーナーに共通することだが、自分が設定した「限界」という負い目を背負って、すべてうまくいってるという顔をしたがるものだ。

構造を自分で作っていることに気がつかないまま、「予測可能な」範囲でしか行動していないからです。

予測できない範囲の「なりたい」を引き寄せる

人手不足で万年悩んでいる会社は、違う構造に立たない限り、定着率は変わらない。
シングルマザーも違う構造に立たない限り、同じような男性を惹きつけてしまいます。

「自己マスタリー」とは、自分が知らない自分を知ることです。

5つのディシプリン

5つのディシプリンとは、3本の柱を支えている、自己マスタリー、共有ビジョン、システム思考、メンタル・モデル、チーム学習です。

5つのディシプリン①システム思考
システム思考は大局で考え、足元で行動を。高さと広さで、全体最適。なりたい自分がとるべき行動がとれないのは、「構造」に原因があります。行動は構造が作り出しているからです。つまり環境要因を変えるか、環境にあった行動に甘んじるか、判断はメンタルモデルがしますが、メンタルモデルが歪んでいると将棋倒し的に歪みます。
5つのディシプリン②自己マスタリー
自己マスタリーとは、自分自身が心底から望むビジョンや目的の実現に向かって、ひたすらに生きようとするプロセスを「自己マスタリー(Personal Mastery)」と呼びます。 ピーター・センゲ氏らが提唱する「学習する組織」を実現するために、相互依存の関係にある5つのディシプリンの1つです。
5つのディシプリン③共有ビジョン
組織に欠けていたのは、個人のビジョンを共通のビジョンに変容させる訓練です。共通ビジョンをつくるのに必要なものは、お義理ではなく心からの参加と献身を育む共通の「将来像」を掘り起こす技術です。経営者たちはこれを修得するなかで、どんなに善意であれ、ひとつのビジョンの押しつけは生産性を阻害することを学ぶ。
5つのディシプリン④メンタル・モデル
メンタルモデルとは、自分が認知している前提で、ものごとを認知し、解釈しています。その上で何をどのように行動するか決断しています。意識・無意識の前提ですが、「メンタルモデル」と呼ぶ率雨はそれぞれの頭にある「モデル」つまり模型だからです。したがって頭の中にいるAさんという人は実在しないといえます。
5つのディシプリン⑤チーム学習
こんにちは、マインドフルネスなファイナンシャルプランナーのミノルです。 人生100年時代のライフプランニングは6つのプロセスでフォローします。 ①相談者様(お客様)との関係の構築 ②相談者様(お客様...
5つのディシプリン|チーム学習のやり方
チーム学習は、自己防衛のパターンに気付き、創造的に表出させることで、仕事上のさまざまを学習を加速させられます。人は潜在意識にあるネガティブなメンタルモデルによって自己防衛しています。個人的な自己防衛によって自分を追い込み組織を巻き添えにします。チーム学習は組織がメンタルモデルを棚上げにできる風土が前提です。
システム思考のアプローチ|氷山モデル
「氷山モデル」は、できごとの奥に潜む因果律を視覚化したもの。リアル氷山と同じく水面(見える範囲)には「できごと」があり、その水面下には「行動パターン」、さらに巨大な「構造」、その下には「メンタル・モデル」があります。メンタル・モデルは個々の人のものですが、組織を巻き込みます。メンタル・モデルの因果律については細心の注意が必要です。

まとめ

行動パターンを変えるには、構造(システム)を変える以外にありません。

慣れ親しんだ習慣を変えるのは簡単ではありませんが、慣れ親しんだ目標を予測できない目標を意識することが早道です。

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