5つのディシプリン①システム思考

システム思考
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こんにちは、マインドフルネスなファイナンシャルプランナーのミノルです。

私たちを取り巻く環境はますます複雑化していて、単純な因果(原因と結果)という見方だけでは捉えるのが困難になっています。
そこで「チーム学習」という概念が当たり前になってきています。

チーム学習が肝心なのは、チームが学べなければ、組織は学ぶことができないからです。

複雑化する現代を生きる組織では、より効果的に現実に対応し、受動的な立場から積極的に主体性をもって対応するには、個人ではなくチームが学習の基礎単位になっています。

ところが現実には、ひとりひとりの管理職のIQが120をこえても、集団ではIQ63になってしまうということが起きるのです。
このパラドックスに立ち向かうのがシステム思考です。
人生100年時代のビジネス、暮らし、ライフプランにどう立ち向かえば良いのか、①「システム思考」②「自己マスタリー」③「共有ビジョン」④「メンタルモデル」⑤「チーム学習」5つのディシプリンに行ってみましょう!

システム思考

曼荼羅

チーム学習には3本の柱があります。

  1. 志の育成(自己マスタリー、共有ビジョン)
  2. 共創的な会話の展開(メンタルモデル、チーム学習)
  3. 複雑性の理解(システム思考)

システム思考とは、人間の活動や様々な事象は、相互依存の関係にあり、システム(構造)として捉えます。物事を単体ではなく、相互の関連や関係性に着目し、断片的ではなく全体的に捉えます。関係がないと思っていたところで起こった問題が、目の前の現象として生起するからです。そこで必要になるのが「全体最適」という考えです。

システム思考は、2,500年前にお釈迦様が提唱した「縁起」の概念に通じます。縁起の世界をビジュアルにしたのが曼荼羅です。つまりシステム思考、チーム学習は古くて新しい解決方法であり、テーマなのです。シズテム思考は、お釈迦様が唱えた真理に通じます。

自己マスタリー

ドリームキラー

ドリームキラー

ドリームキラーと言われる人がいます。
本人のためを思って引き止める人のことです。
半分本当かも知れませんが、半分は根拠がありません。

では、やりたい人はどうなんでしょう?
成功する根拠がないのが半分本当で、半分は運任せ?だったりします。笑。

でも半分運任せという点が重要で、踏み出せば「はじまる」と考えているからです。

一歩、一歩進むしかない、
課題を与えてくれ、ひとつずつ解決していくからと・・・
未来志向とは、予測がつかないけど、プロセスから得ていくということに他なりません。

その裏には自分への信頼があります。
「それしかない」ということは「それもある」ということです。

70%の人が同じ理由で人生に後悔している

かなり以前にアメリカのサイトで「70%の人が同じ理由で人生に後悔している」という情報が掲載され衝撃を与えました。
それはチャレンジしなかったことへの後悔です。
言い換えると「自分を信じることができなかった」という意味に通じます。

明日のことを知りたいと思いますが、明日のことはわからないから生きていられるのです。
占い、おみくじに関心を持ちますが、当たらないと思っているから関心を持つわけですね。

一切れのケーキがあります。
楽しいときには「おいしく」感じて、、
イライラしているときは「食べる必要のないもの」だと思う。
つまりは、食べる人の気分次第。
脳の情報処理次第で、基準はどこにあるのでしょう。
なので般若は放っておけと言いました。

諸行無常・・・メンタルモデルは固定されたものではないからです。

「ある」と「ない」

「ある」と「ない」を超えたところに真実(真理)があります。
「大事なことは目に見えない。心で見なくちゃね。」
星の王子さまの有名なセリフです。

自分を深く見ることで物事の、他者の闇を照らすことができる。
システム思考とは「空(くう)」なんです。

自己マスタリー

まとめ

システム思考は大局で考え、足元で行動を。高さと広さで、全体最適。

なりたい自分がとるべき行動がとれないのは、「構造」が原因。
行動は構造が作り出しているからです。
つまり環境要因を変えるか、環境にあった行動に甘んじるか。
判断はメンタルモデルがしますが、メンタルモデルが歪んでいると将棋倒し的に歪みます。

 

ゲンキポリタン(一般社団法人いきいきゴエス協会)

自己マスタリーを牽引する無邪気な子どもの心の育て方
自己マスタリーを牽引する無邪気な子どもの心であり、育むのは保護的な母親の心です。持続可能な自分を作れば持続可能な社会が育ちます。買い物袋が、ストローがシステム思考を育むのではありません。健全な競争力は「持続可能な自分づくり」をする組織に委ねられています。
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