こんにちは、いきいきゴエス協会の代表理事 ゲンキポリタンです。
イビツでグロテスクな都市型生活を嘆き、警鐘を鳴らす・・・桑田佳祐さんが坂本冬美さんに楽曲「ブッダのように私は死んだ」を通して。ブッダの教えを学びます。
ブッダのように私は死んだ
「イビツでグロテスクな都市型生活を嘆き、警鐘を鳴らす」素敵なメッセージですね。桑田佳祐さんが坂本冬美さんに楽曲「ブッダのように私は死んだ」は、悲しくも美しい愛に生き、愛に死にゆく一度きりのふらちな大人の恋の世界を描いた楽曲のようです。
さて、ブッダの死因は、食当たり説が濃厚ですが、最後まで自分に忠実に三十七菩堤分法を説いておられます。
「ブッダのように私は死んだ」では、どのようなプロセスで涅槃にはいられるのか楽しみです。ロジカルを超える「ブッダの教え」は思考の境界を超えて、できごとではなく、その奥底にある意識・無意識の境界さえ超えて、構造そのものに真実を探します。
ふらちな大人の恋の世界というできごとは、生きることの前提でしかないのでしょう。
システム思考を使うと、本当の質問が浮かんできます。質問こそが小さな力でシステムを大きく動かすテコになります。
ブッダの教えに学ぶ 10の言葉
ブッダの教えは数え切れません。そのなかでも広範囲に影響力の高い言葉(=小さな力でシステムを大きく動かすテコになる言葉)をピックアップしています。
ロジックツリーの樹の下
ロジカルシンキングのフレームワークで、主に問題解決のために使われます。
1つのテーマ・問題(要素)をツリー上にどんどん分解していき、テーマ・問題を細分化することで、考えられるパターン、問題の解決のための要因を分析します。
ロジックツリーを使うと、
- 問題・課題分析(解決のための原因をすべてリストアップしたい)
- ある一つの要素について、構成されるもの(種類)をすべて洗い出したい
- ある事象について起こりそうばパターンをすべてピックしたい
以上のようなときに、整理しやすくなります。
左から右へ枝分かれするように項目を洗い出します。
・一番左にテーマ・問題を書きます。(最上位層)
さらに右に、下の階層として、そのテーマ・問題に対してもれなくダブりなく(MECE)要素を分解していきます。
※このとき、同じ階層を構成する要素は、同じレベルのものである必要があります。
できあがりはこんな感じで仕上がっていくイメージです。
ロジカルだけでは、手に負えない環境
ロジックツリーでわかることは、問題を切り分けていることが見えます。
このスタイルは思考を整理する上で非常にまとめやすく便利です。
これが縦割りで、たとえば売上の要素になることがマンパワーにどんな影響があるのかは見えにくくなります。実際にはさまざまな要素が複雑に絡まっています。自分が関心のある領域でなにか手を打つと、必ず他の領域にも影響します。
つまり私たちは、すべての側面で、ロジカルだけでは、手に負えない環境にいます。
一人一宇宙のネットワーク
すべての人は一人一宇宙。つまり自分は出ることもできないし、他人が入ってくることもできません、一人一宇宙(要素)の状態で他の一人一宇宙(要素)と繋がっています。
物事(結果)には、必ず原因がありますが、必ずしもダイレクトに原因=結果でないので複雑になります。ネットワークは意識・無意識の境界がないので、上の図でいうなら赤が原因で起こった結果がブルーで起こるということもあります。どんどんまたいでいくと互いの干渉して、複雑になります。
個別最適化だけでは全体の問題を解決することはできないのです。
この状態が、私たちが日々体験している状態なのです。
ブッダはブッダとして死んだ
ブッダは、世界が、この状態を見抜きました、イメージにしたものが曼荼羅はだと思います。つまり全体を掴み取る方法として示されたのです。
そしてどう在るべきか、行動の方向性を閉めました。
これがブッダが死ぬ直前に取り組んだ三十七菩堤分法です。
マインドフルネスはこの教義のひとつです。
ブッダとは目覚めた者という意味です。
本名はゴータマ・シッダールタという名です。
「お釈迦様」と呼ばれるのは、釈迦族の王子だからという説が有力です。
まとめ
桑田佳祐さんのメッセージは響きます。
「イビツでグロテスクな都市型生活を嘆き、警鐘を鳴らす」。
「ブッダのように私は死んだ」が楽しみです。
現象だけで見るのではなく、その奥底にある意識・無意識の境界さえ超えて、構造そのものに真実を探すようにしましょう。システム思考の本分です。
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