人を正しく大切にしたら会社は成長する

働きがいのある会社 コアバリュー
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協働で分かち合おう

人手不足だし、売り上げも収益も下がる一方。おまけに離職者は続出する。
「負の循環に歯止めがかからない!」とお嘆きのリーダーは少なくありません。

このような会社では、「人が成長していない」という明らかな事実があります。
その原因を「そもそも能力がない」と思い込んでいるリーダーが少なくありません。

しかし、本当にそうでしょうか?

人が変化するから、会社(組織)も変化します。
人が成長しないのに、会社(組織)が成長することはあり得るのでしょうか?

しかし実際には、人の成長など頭になく、会社(組織)が成長することだけを追い求めている会社(組織)があります。P/Lしか頭にない会社はたくさん存在します。

こういう会社はリーダーシップの最初の一歩からやり直した方が断然早いです。
時間はかかりますが、亀のように遅いように感じますが、急げば急ぐほど、最初の一歩から整えた方が早いです。

成長する会社はシンプル

単純なことが重要

 

成長する会社のロジックはとてもシンプル。
リーダー脳もシンプルです。

従業員を大事にすれば、モチベーション(動機づけ)となり、顧客サービスレベルが上がり、それが会社の競争力となり、ひいては会社に利益をもたらす。

そうすれば、また従業員に投資できます。

モチベーション(自分たちの存在意義)は深まります。

この循環が機能すれば、さらにステークホルダーにも広げて循環が機能する。
これらの機能のなかにはロイヤリティも含まれているので、働きがいに発展します。

最初の一歩をなぜ間違えるのか

ライフプランとパーソナルファイナンシャルプラン

 

リーダーにとって大事な最初の一歩。
「なにが大事なのか」「なんのために働くのか」です。
つまりDO<BE ・・・・なにをするかより、どうあるべきかが大切。

最初の一歩を間違うと、逆の反応が起こるので、負の循環が機能する。

しかし最初の一歩を修正することは決して簡単ではないので、悲劇的なクライマックスを迎える。

なぜ最初の一歩を修正しにくいのでしょう?
良くも悪くも、価値観そのものだからです。
DO<BEをいくら説明しても通じません。

他社に見習い、スローガンを打ち出し、形式的にやることは簡単です。
しかし費用もかかって表層的なので結果がついてこず、やめてしまいます。

「働きがい」に費用はかからない

起承転結

本心からの取り組みに費用はかからないものです。
スローガンも不要です。
人間の本質は世界中どこに行っても同じ。
人は多様性に富んでいるが本質は変わらない。
良いものは自国の製品とは限らない。
良い音楽は自国の音楽とは限りません。放置していても国境を越えていきます。
人には「普遍性」があるからです。

だから人は共通の存在なのです。

共通の存在だから、「分かち合う喜び」があることを忘れるわけにはいきません。
つまり協働、共有、共感が自然かつ必然になります。「分かち合う喜び」が目的になります。
このプロセスを最大のドラマにするのがリーダーの楽しみではないでしょうか?
仕事はつらいことではなく、楽しいこと。面白がることです。

楽しみは出会いからはじまる

働きがいのある会社

分かち合いのはじまりは「出会い」つまり「採用」を通して起こります。

分かち合うには、分かち合える相手であることが条件になります。
難しい理屈は入りませんよね。遊び仲間を募集する要領と本質は変わりません。
ミスマッチをすることはお互いに不幸です。

人が成長しない仕組みを続けてしまう原因

PDCA

酷い会社なら「知らずに入って、働き続けてくれれば儲けモノ。そのうち慣れたら諦めるものさ」というようなこともあるでしょう。

しかしこんな会社では、成長もしないし、人が成長しなければ会社も成長しないのです。

会社が良い方向に変わっていくのは働いている人が良い方向にかわるからです。

つまり全部当たり前のことばかりです。

倒産する会社は、当たり前のことをしなかった結果なのです。

P/Lの裏側にあるもの

働きがいのステップ

P/Lは大事ですが、P/Lにはいい数字を出すための本質があるということです。
数字ばかりが気になって本質を放置して数字合わせに走ると、当たり前のことが全部、放置されたままになりますが、最初の一歩というのはなかなか変わらないものです。

まとめ

 

  • 軌道修正をするなら、急がば回れ。
  • いちばん大事なことを見失うな
  • いまどき、成長も楽しむも分かち合いもない会社に、人はこない

 

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