現代のリーダーは「部下を起業させるように、部下のスキルアップ」を育む必要があります。
目標は40才までに独立させる。その必要なスキルは教える。退社後もサポート体制をとる。
有償。無償を問わず、その仕組みを作る。
それには、まず整理収納のスキルから始めて・・・・「ライフスキル」です。
「滅私奉公」という美徳がブラック企業の源だった
日本のように「滅私奉公」が都合よく機能していた風土では、これまでの働き方とは大逆転します。
「滅私奉公」なんて、この時代にあるのかと思いますが、地方の零細、中小ではいまでも残っています。
「滅私奉公」を裏返せば「家族愛」のような風土が生きていて、雇用する側、される側で機能しているのです。
しかし、その家族が、これに「待った」をかけていて、人材難に陥っているのも事実です。
徐々に会社としての体力を失う原因になっていますが、必要なスキルを高めなくても暮らせる安易さがあるのは事実です。
自分をじぶんの味方にするライフスキルを育てる
そうしたなかにあって、「一般社団法人いきいきゴエス協会」では、人が幸福、安全、快適に暮らすためにいまもっとも必要とされているものはスマホでも、4Kテレビでもない、 ライフスキルこそが、いまもっとも必要とされていることだと信じています。
- エクスプローラー 探検者(何歳でもなれる)
- インディペンデント・プロデューサー(旧来の起業家とは違うタイプ、自由な顧問やフリーランスに近いスタイル)
- ポートフォリオ・ワーカー (さらに創業、ボランティアなど人生の可能性を模索、学んだりするステージ)
エクスプローラーとは、「探検」「探究」の意味ですが、「自分探し」とも言われます。
この時期に「ライフスキル」が不足していると、自分を正しく認識できなくなり、必要なスキルから目を逸らしてしまう危険があります。
10項目のライフスキル
世界保健機構(WHO)が必要として定めたライフスキルには以下の10項目があります。
- 自己認識 Self-awarenessr
- 共感性 Empathy
- 効果的コミュニケーションスキル Effective Comunication Skills
- 対人関係スキル Interpersonal relationship Skills
- 意志決定スキル Decision Making Skills
- 問題解決スキル Problem Solving Skills
- 創造的思考 Creative Thinking
- 批判的思考(クリティカル思考) Criticai Thinking
- 感情対処 Copingwith Emotions
- ストレス対処 Copingwith Stress
以上10の技術のことです。
どうでしょう?
どれをとっても100年時代には、ますます必要なスキルだと思いませんか?
ライフスキルの内容は10種類あります。
10のライフスキルは、相互に密接に関連しており、わかりやすくするために次の5つにまとめることができます。
- 自己認識スキル
- 意志決定スキル
- コミュニケーションスキル
- 目標設定スキル
- ストレスマネジメントスキル
これら内面の力は、100年時代の無形資産の基礎です。
「人生100年時代」であっても、これまでの時代と変わらず、有形資産も重要です。
しかしそれ以上に、無形資産の重要性が増してきます。
なぜなら、
現代社会を見渡す限りでも、AIや仮想通貨、ベーシックインカムなど・・・、
どれをとっても、これまでの時代には無かった、全く新しい価値観やツール、仕組みです。
こんな時代を生き抜るには、これまでのように形あるモノを増やすだけではなく、無形の力を戦略的に高めていき、どんな状況でも適応していける人材であることがいま求められるからです。
孤独で貧困の人生か、主体的に築く未来か、二者択一です
首相官邸ですでに9回開催された「人生100年時代構想会議」にも参加、世界的なベストセラー「100年時代の人生戦略 LIFE SHIFT(ライフ・シフト)」の著者、リンダ グラットン氏の言葉を借りると
下流民か、自由民か。地球規模で人生は二極分化する・・・・
「漫然と迎える未来」には孤独で貧困な人生が待ち受け、
「主体的に築く未来」には自由で創造的な人生がある。
どちらの人生になるかは、〈ワーク・シフト〉できるか否かにかかっていると言います。
ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉
その鍵を握っているのが、『3つの「無形資産」+1』の無形資産です。
『3つの「無形資産」+1』の無形資産
画像中の各資産をクリックすると、それぞれのサイトにジャンプします。
▶︎ 生産性資産
▶︎ 活力資産
▶︎ 変身資産
▶︎ パートナー資産
それでは、無形資産には具体的にどのようなものが存在するのでしょうか。
大きく分けると以下の3つが無形資産と言えます。
① 生産性資産
① 生産性資産
「仕事に関する知識や人脈など、金銭的な所得を生み出すスキル」
・長年かけて身につけた知識やスキルを持っている
・仕事仲間や仕事に関する人脈がある
・自分を知らない人にも伝わるような評判がある
② 活力資産
② 活力資産
「エネルギッシュに活動できるハイパフォーマーのスキル」
・健康や活力の源
・幸福感がある
・健康である
・友人がいる
・家族との関係が良好である
③ 変身資産
③ 変身資産
「失敗を恐れずに行動を起こしていけるようなスキル」
・自分のできること、好きなことを知っている
・新しい情報を得られる多様性に富んだ人間関係がある
・新しい経験に積極的な姿勢である
④パートナー資産(結婚相手)
「相手を励まし、パートナーとして対等に愛情を持って感動を共有できるスキル」
・状況に合わせて役割を柔軟にチェンジできる
・安心して接することができる
・穏やかで言動、態度が安定している
・対等で見下すような態度をとらない
・優しく親切だが、必要なときには冷静に厳しいことも言える
・相手の意思や気持ちを尊重して、決めつけや押し付けがない
リーダーはポートフォリオワーカー
つまりこれからのリーダーは、部下の40才独立を目標に、ボランティアマインドを持ったメンターである必要があります。
それはリーダー自身がポートフォリオワーカーであることを意味します。
▼リーダーは「北斗七星に向かって走れ」と準備します。
LIFE SHIFT(ライフ・シフト)
●人生はより長く、健康になる。
●エクスプローラー、インディペンデント・プロデューサー、ポートフォリオ・ワーカーという新しいステージが出現する。
●スキル、知識、仲間、評判、健康、生活、友人関係、アイデンティティ、人的ネットワーク、オープンな姿勢が大事
●労働市場に存在する職種は、これから数十年で大きく入れ替わる。
●100歳になった自分がいまの自分をどう見るかを考える。
●男女の役割分担が変わる。質の高いパートナー関係が必要になる。
●数十年単位での役割の調整が必要。高度な信頼関係と徹底した計画が不可欠。
●各人のアイデンティティが変わっていく。
ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉
まとめ
下流民か、自由民か。地球規模で人生は二極分化する・・・「漫然と迎える未来」には孤独で貧困な人生が待ち受け、「主体的に築く未来」には自由で創造的な人生がある。人生100年時代では個人差が激しく天と地の差がでます。部下のひとり、ひとりがブランドになるように励まし育てるのがリーダーの責務です。
ある経営者さんに価値観に対するニューズレターを送っていたら、もうすごい剣幕で怒ってきました。なんと言おうが意味はわかっていました。
部下が使えないコンプレックスがあるのです。
なぜ部下を使えないのでしょう?
部下への愛情がないからです。道具でしかないのです。
滅私奉公をよろこび、部下への愛情がないと、部下は道具です。
こういう会社は少なくありません。
気の毒ですが、数年の間に崩壊します。
社会に逆行しているのでお手上げです。
スリープアスリートMINORUさんです。このページにお越しいただきありがとうございます。
「スリープアスリート」育成・認定資格は一般社団法人いきいきゴエス協会が運営しています。
一般社団法人いきいきゴエス協会は介護予防、終活カウンセリング、睡眠マスター養成などを主宰しています。
私、スリープアスリートMINORUさんはその理事で、整理収納アドバイス、ファイナンシャルプランナー、ビジネスコンサルタント、ショップMARTONE店長です。
何でも屋のようですが、実はひとつの目的に向かって事業を行っています。
それをまとめたものが次の図です。
スタートは「私の幸せ」
・・・漠然としたもので、どちらかというと「うまく生きていけたらいいな」というレベルです。
でも現実にはお釈迦様も言われたようにこの世は「四苦八苦」です。
そういう世界をくぐり抜けて「幸福な人生」を全うしたいと思うようになります。
それを具体的に実現するお手伝いをするのが当協会の目的です。
図ではファイナンシャルプランナーの部分が大きく見えますが、「経済」の部分を詳細に表しているので、こんな表になりました。
実際には「愛情」「仕事」「健康」「子育て」の部分でも、この程度の詳細な部分があります。
ゴエス協会では、「ゴエス」の文字通り「整理・整頓・清掃・清潔(磨く)・習慣(躾)」つまりローマ字表記にすると頭文字がSで始まる5つ。5Sになることから「ゴエス」と言ってますが、5Sによって暮らしを落ち着かせることが「幸福な人生」を実現するもっとも簡単な方法だと考えています。
誰でもできることなので、難しいことではありません。
と、言っても、人の一生のことなので、課題は多岐に及びます。
それを簡単に進めていくのが、5Sです。
睡眠は食欲・性欲・睡眠欲と言われるように人間の三大欲求のひとつです。しかし最も関心の低い扱いをされてきました。睡眠障害、睡眠負債が健康を害しています。運動には関心が高くなりましたが、同じように「攻めの睡眠」が必要です。
いきいきゴエス協会では、ひとりでも多くの人に、良い習慣を身につけていただくために、「スリープアスリート認定制度」を導入しました。
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