禅とマネジメント 禅語「擔枷帯鎖(たんかたいさ)」
禅語「擔枷帯鎖(たんかたいさ)」ありとあらゆる煩悩や妄想、そしてそれに伴う不安や苦痛によって縛り付けられ、自らを苦しみの淵に追いやる凡夫の姿を表している言葉です。私たちが真に明晰であれば、執着を手放しているので、自分と他人、不安と喜びの区別をしません。自分を南十字星に誘うように、他者も誘います。価値観を分別することもなく、束縛することも、押し付けたりせずに、終わりも始まりもなく、いま、ここ、この瞬間を穏やかに解決の道を探ります。
