人が育つビジネスモデルはビジネスも育つ

右肩上がりの理由 コアバリュー
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真実の幸せ

 

ビスネスを成功させる原則は、とってもシンプルです。

それができないのは、好き嫌い、自己否定・他者否定、抑圧、迷い、など潜在意識の邪魔を受けて、ゴミのような感情に振り回されるからです。

このことはマインドフルネスの仕組みで説明しています。

マインドフルネスの仕組みに学ぶ

マインドフルネスのゴエス

マインドフルネス瞑想はご存知のようにグーグル、インテルなどアメリカの大企業が次々に採用しています。そ目的は大昔には役にたってくれたストレス対処方法が、現代では、逆に人間の身体にダメージを与えるようになってきたからです。

人間はストレスを受けると、ストレスホルモン、コルチゾールを分泌してストレスを緩和するメカニズムを持っています。しかし、現代のようなストレスが続く時代にあっては、このメカニズムが働くことで過剰に分泌が起こって脳にダメージを与えます。またホルモンんを分泌する副腎にもダメージが起こります。

この状況から身体を守るために効果があると言われているのがマインドフルネス瞑想です。

マインドフルネスは直訳すれば「心が満たされる」という意味ですが、本来は「気づき」と解釈されてきました。

気づくことが、マインドフルネスの目的ではありません。
マインドフルネスの目的を達成するプロセスははビスネスを成功させるシンプルな原則とよく似ています。

人の真実の幸せを体現するビジネスモデル

右肩上がりの理由

人の真実の幸せと、ビスネスを成功させる原則は相通じるものがあるのです。

当たり前ですね、人が幸せにならないビジネスが成功するはずもないのは筋との通った話ではないでしょうか。

人の真実の幸せを追求すれば、人が育ちます。
人が育つとビジネスも育ちます。

なぜならそこには主義、主張、価値感があり、それに共感し、共有したい人がいます。

さて問題はここにあります。

共感し、共有したいと思う主義、主張、価値感があっても伝わらない環境です。
伝えようとしない場合もあるでしょう、最初からない場合もあります。

ある大企業の入社式で社長がスピーチをされました。
この話を聞いていた新入社員は翌日辞表を出しました。
彼の言い分は「バカバカしくて、情けなくなった」というものでした。

このような企業と、主義、主張、価値感があり共感、共有した企業が激突すれば、やがては後者が勝るのは目に見えています。

シンプルなクレドの大きな役割

オープンハート

前回も触れたクレド(名前はなんでも良い)が重要な役割を果たします。

その仕組みはシンプルです。

神(真理)と似たようなポジションになるのが、主義・主張・価値感です。

主義・主張・価値感を具体的に伝えるものが聖書のポジションになるクレドです。

クレドには具体的に体現する信条が書き込まれます。

では主義・主張・価値感は、どのようなものがふさわしいのでしょうか。

人の真実の幸せです。

ほとんどの人がいう幸せとは、「気分が良い」のことです。これを追求すると物質的なものになります。

真実の幸せはマインドフルネスの目的と同じです。

確信・道徳・気づき・智慧です。しかしこんなことを言ってもまず何のことか分かりません。

宗教団体と誤解されてしまうでしょう。

なにが人にとって真実の幸せなのか、私が答えを出しても、それぞれの会社で決めることなので、あまり意味がないと思います。

しかし、人が育てばビジネスは育ちます。

ジリ貧になっていく会社では、これができていないのも真実です。

その責任はリーダーにあります。しかし簡単ではありません。

最大の障壁はネガティブな潜在意識

マインドフルネスのメカニズム

マイルドフルネスは個人の問題ですが、個人ですら思うようになりません。

その最大の障壁は「好き嫌い、抑圧、自己否定、迷いなどのネガティブな潜在意識」です。

人は不安があるので、不安を感じただけで、嫌いなことは考えたくない、やりたくないという態度に走ってしまいます。

この不安を取り除くのがリーダーの重要な役割です・

トップダウンで、主義・主張・価値感を押し付けるのではなく、誰もが共有できるように、協働で掲げる必要があります。そのためにはリーダーのコーチングがとても重要な役割を果たします。

まとめ

人が育つビジネスモデルはビジネスも育ちます。
真実の幸せを体現する組織づくりができれば成功します。

しかし多くの会社では、後回しになります。
日本はかって明治時代には、父権社会、家長制度で、滅私奉公がヨシとされた過去があります。

この名残を引き継いだトップは昭和にはたくさん見られました。
昭和の中盤は、管理社会に変貌しましたが、まだ父権社会、家長制度の名残がありました、

いまでも名残が残っている会社があります。
それはそれで家族的な温かみがあって良い面もありますが、濃厚な人間関係は人を育てる点では機能していません。

ここから大転換して「人の幸せとはなにか」を正直に見直すことが大きなポイントです。
戦後、物不足だった昭和では「モノ」中心になり、それがモチベーションになりました。
しかしモノ余りの時代には、モノは通用しなくなりました。

「人の幸せとはなにか」それぞれの会社で、これを見つけて目標にすることがモチベーションになります。マインドフルネスの仕組みと併せてお読みください。

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