イノベーションを起こすたったひとつの秘訣

ひとり会社
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「イノベーションとはなにか?」と問われたら、「潜在能力」と答えてみるのもいいかもしれない。

「潜在能力」の障害になっているのは、ほとんどの場合「潜在意識(=ネガティブな無意識)」です。

潜在意識を駆逐するのに必要なのは「(自分の)真実」です。

つまりイノベーションが誰のためのものなのかという質問に対する回答は「自分のためなのです」

「イノベーションを起こすには、どうすれば実用化できるのか」

あるいは「そのぶっ飛んだアイデアを実用化するのになにが必要なんだ?」と聞かれたら、
「自分の真実を証明することです。」と答えると、より具体的な会話に掘り下げられます。

まずは始めよう

複雑系」(complex system)というジャンルが一時話題になったときがありました。

いろんな「複雑系」をテーマにした本が各社から競うように出版されました。

印象的だったのは、カオスになった場所(たとえばデスク)をいくら整理してもやはりカオスになるという話。

誰かが、新しいなにかをはじめようとしたとき、同じことを考えている人が必ずいるものだという話。

どちらもその通りだと思ったので記憶に残っています。

だからあることをスタートさせて、成功したなら、かならず「自分もそれを考えていた。やっていたら億万長者になったのにな。」と言うものが出てくる。

どうでもいいことはどうでもいい

その本性がどうだかはどうでもいいことです。
大事なのは、考えることでも、話すことでも、企画することでもないからです。
はじめることが肝心なだけです。

ないことを始めようとすると必ず「そんなことは、うまくいくわけない。もし、現実にやるならすぐにはじめてなければいけない」と言われる。


新しいアイデアを人に話すと、必ずこう言われるだろう。

両方とも言わせておけばいい。

現実世界は、そのどっちでもありません。
渡る世間は嘘ばかりなのだが、嘘と思っていないのは、行動しないからです。

行動すれば失敗することも多いが、失敗から学ぶことも少ない。
成功したって、成功の理由がわからない場合が多いのだから、失敗したって理由もわかなない。

大事なことは、一体どうやって成し遂げるのか

誰だって最初は不慣れだから、始めることが必要なのです。
うまくいかないから繰り返しやるしかない。
この繰り返しやることを失敗から学ぶというのかもしれないが、ただ上手になりたいだけで、失敗を考えている余裕はないのです。

全体の出来事から言えば。失敗は無視するほど小さいことだし、すぐにはじめることも同じです。
大事なことは、一体どうやって成し遂げるかだけです。

「テレワーク導入はすぐにできない」は嘘

「テレワーク(リモートワーク)をすぐに導入するのは難しい」というは嘘だ。
すぐにできます。

外資系なら20年前より古くから導入していて週に1回しか会社に出勤していない。

もっともそういった会社は日本では生産性が上がらないと見切りをつけて、とっくに売り払って本国に帰ってしまっている。

自分の場合でさえ、チープな通信環境でも、10年前に全員自宅勤務にしてしまった。(後片付けに半年かかりましたが)

5Gの時代なら、なんのためらいもなくできてしまう。

普段の業務をしながら、夜中にプロジェクトをスタートすればいいだけのこと。
数日は睡眠不足になるが、ずっと続くわけfrはない。徹夜する必要もない。

新しいアプリを学びたい。語学を学びたい、起業したい。会社を立ち上げたい、発明を売り込みたい、本を書きたい、しかし十分な時聞がない、と人は言う。明らかに嘘です。

「随所に主たれ」シンプルライフがすべて

余計なことをどんどん省けば良い。省かないから時間が足りなくなる。

どんどんシンプルにすれば、時間は浮いてくる。
余計なことはどんどん省いて、毎週数時間を絞りだすということだ。何かを始めるには、これだけ十分。

それで、うまくいかない場合は、いままで通りの仕事を続ければいい。

たとえばアマゾンの書評やコメントは無視するに限る。
自分の価値観ではない。所詮、他人の価値観だ。
大事なことは自分の価値観に生きること。「随所に主たれ」です。

自分の人生に主人公はひとりでいいのです。あるいは二人三脚で歩むパートナーと自分。

価値観は羅針盤

自分の価値観に生きることは、スーパーマーケットのドアを開けたらショッピングカートを持つのに等しい。

時間を自尊心のために引っ張り出すのは禁じられた行為。

本当にしたいことがあれば、他にやることがあっても。時聞を作るだけでOK。
パフォーマンスをキープするために安易に睡眠時間を削るべきではないのです。
継続できないやり方を選ぶのは明らかな間違いです。

重要なのは、時間でも会社の規模でもない。

問題にするべきこと


やろうとすることが、うまくいくか、いかないかを問題にするのか。
どこにであるようなサービスをもうひとつ作りたいのか、どうか。

それとも、どんな分野であっても、違いを生み出すこと。
重要な一部になること。
つまり、世界を変えることを手伝いたいのか。
その想いが真実なのか、そうでないのかが問題なのです。

それが真実なら、すでに気づいているので、できたと同じなのです。

まとめ

イノベーションを起こす秘訣は、自分が自分の人生の主になることです。

「随所に主たれ(=随処作主 )」とは、臨済宗の開祖である臨済義玄禅師が修行者に諭された言葉です。

いつどこにあっても、如何なる場合でも、何ものにも束縛されず、主体性をもって真実を拠り所にして行動し、力の限り生きるなら、外界の渦に巻き込まれたり、翻弄されるようなことは無い。
という意味です。

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