こんにちは、いきいきゴエス協会の代表理事 酒井です。ニックネームは人生100年時代の「マインドフルネス実践講座」のコーチ、ゲンキポリタンです。
(社)いきいきゴエス協会は、老いも若きも、長い100年ライフをエンドレスにワンダフルに生きるために、自分自身を無形資産と金融資産に育てるために、心と身体をゴエス(=①整理②整頓③清掃④清潔⑤習慣化)する非営利の一般社団法人です。
個人を育て、会社を育て、エンドレスにワンダフルにできるのは、ライフデザインの優れた生き方、暮らし方は、親から子へ伝承できるからです。
どうしょうもなくみっともない暮らし方だったとしても、整理して不用品は処分し、手元に残したいものを使って無形資産と金融資産にチェンジします。
思うように暮らせない人はたくさんいます。私もそうです。
だから30年かけて学んできました。
お釈迦様もそうですね。
すでにお金も社会的地位を築いているにもかかわらず、しなくていい失敗をして、自己否定感に苛まれる人もたくさんいます。
彼らは失敗をすることが人生の目的になっているのです。
つまりすべての人にとって、お金や名声が「成功」ではないのです。
真の成功は、ライフデザインの実現にあります。
ライフデザインを暮らしの隅々に
ライフデザインは自分の価値観=こうありたいという思いです。
たとえば男性なら女性らしい曲線を持ち、賢く美しい女性をパートナーに持ちたいと思うでしょう。
しかし、これもお金や名声と同じで、自分の価値観がないから、誰でもが思う言うなれば多数決の価値観でひとまず安心しているだけなのです。
しかし多数決の価値観とは他人の価値観を借りているだけです。
実際に手にしたらなら、自分の価値観ではないので、すぐに飽きてしまいます。
思うように暮らせない原因は自分の価値観で生きていないからです。
この問題は、情報が氾濫する現代ほど気をつけなければならないテーマです。
自分の価値観より「怒り」が勝ってしまっている
自分のあり方を決めているのは、おおむね1.5歳までだと言われています。
1.5歳はもちろん、子どもはみんな無力です。ひとりで生きていけません。
虐待され続けた最後の言葉は、親に無条件降伏の言葉です。(本当に可哀想ですね)
無条件降伏で吐かれた言葉は本心ではなく、生きるための知恵です。
つまり「自分であることをやめます」という決意表明に他なりません。
一方、愛されていることを実感して育つと無邪気で自由な心が身についています。
これらがメンタルモデルになり、怒りが強いと「認知の歪み」となって「独特の価値観」を強め、自分を苦しめる原因になっています。システム思考はライフスキルに組み込みます
幸せを祈っても、具体的な活動をしなければ、幸せを引き寄せることはできません。
幸せを引き寄せる力こそライフスキルです。
ライフスキルにはコアバリュー(自分の真の価値観)が強く影響しています。
「幸せなんか自分には縁がない」と思うのが原因になって、結果もそうなります。
なぜなら幸せには縁がない思って行動するからです。
口先で「幸せになりたい」というのは簡単ですが、行動しなければ幸せを引き寄せることはできません。行動を選択しているのがコアバリュー(自分の真の価値観)です。
健康な人は、小さな健康を大切にして、身体を悪くするような行動はしません。
さらに健康でいたいと願います。幸せも同じです。
ライフスキルとシステム思考
ライフスキルには10のスキルがありますが、それぞれ補完関係にあるので、5つに集約できます。
- 自己認識スキル
- 意志決定スキル
- 目標設定スキル
- ストレスマネジメント(対処)スキル
- コミュニケーションスキル
これらはメンタルモデルと深いかかわりがありますが、どれひとつとっても頭でわかっていても役に立ちません。いくら言葉で届けようとしても伝えられません。
体験でしか会得できません。しかし一旦、会得すると人生を変える力があります。
水木しげる先生が「人生をいじくりまわすな」というのも納得できます。
どんなにあがいても自分の力だけでどうにかできるものではないからです。
いじくりまわしたところで、単なる時間の無駄遣いになります。
見ていることは、氷山の一角でしかない
私たちの暮らしは「因果関係」で成り立っています。
誰かの思いや行為が原因となってそのしわ寄せで不幸な結果を引き寄せてしまうことは少なくありません。
道を歩いているだけでも痛感する毎日です。
- ひとりの赤の他人が道を斜めに歩いた。
- それを除けた人がいて、二、三の人が列を乱した。
- その影響でまっすぐ歩けなくなった。
- そこに自転車が向かってきて自転車と衝突しそうになった。
- 自転車の人は最初の人が斜めに歩いたことが原因だったとは知りません。
システム思考とは、俯瞰することで、なぜこんなことになったのかを考えて対策します。
完璧はありませんが、少しでも近づくことはできます。
だからマインドフルネスは、イライラすることがあっても、あるがままを受け入れて、最善を尽くすことを奨励します。
最善とは、「いまこの瞬間を大切にしょう」に到達したのです。
ルーティンワークにすると気づきが深まる
幸せを目的にして、行動(ルーティンワーク)にしましょう。
マインドフルネスは、瞑想(身体)と気づき(智慧)の両輪で成り立っています。
毎日の瞑想をルーティンワークにします。(朝でも夜でも、自分の都合の良い時間に)
ルーティンワークにすることで、以前の自分と違う自分に気づきます。
なにがどのように変わったのか、ダブルループ学習することで、気づきが深まり、なぜ変わったのかに掘り下げられるようにようになります。
意識することで自分史上最強の気づきをできます。
自信が、モチベーションになり、幸せが近くにあると感じます。
非科学な気づきは、確かな力になり、なんだかやれそうな気がするします。
まとめ
知識でわからないことが理解できると、自信になります。
ルーティンワークにすることで、なにがどのように変わったのか、なぜそうなったのか、をイメージでつかむようにします。
イメージでつかめるようになることで、システム思考が動き出します。
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