部下を触発してやる気にさせたいけど、どうして良いか、いまひとつ分からない。
・・・・そんな悩みはありませんか?
部下もいろんな人がいます。
100人いれば100の人生があり、その背景には100の生育環境があります。
それらすべてに対応するのは心理学の権威でも至難の技です。
ただ、人間の身体が精巧にできているように、人の脳と心も精巧にできています。
つまり、みんな同じだけど、少しばかり「特性」がある。
不安、恐怖の感じ方が人によって特性はあるけれど、
楽しいこと、うれしいことは、みんな好き。
つまり不安、恐怖の感じ方には、個別の注意深さが必要だけど、
楽しいこと、うれしいことは、ダイナミックにどんどん盛り上げましょう。
自分のリーダーになる
面接を受けたとして「自分は不幸だ」とネガティブな状態にあれば、ストレスや恐怖に押し潰されます。なので合格することはないでしょう。
商談でも同じことがいえます。
自分自身はポスト、ポジションに関係なく、他人のリーダーになる以前に、自分のリーダーである必要があります。
他人を触発するなら、まず自分を触発するスキルを身につける必要があります。
スキルを身につける手順は簡単。習慣の法則を使うのはどうでしょう。
習慣の手順
習慣の法則は
- きっかけ
- ルーティン
- 報酬
きっかけは習慣を呼び起こす最初の一歩で、ルーティンは習慣そのもので報酬をもたらします。
「きっかけ」にさえにうまく乗れたら良いのです。
このメカニズムは、「自分を引き寄せる仕組み」です。
自分の願い、達成した思いなどです。なかなか引き寄せらrないので、みんな悶々としています。
「触発される」チャンスを望んでいるのも、きっかけが欲しいのです。
きっかけは、スイッチを入れる
きっかけとは、スイッチを入れること。
たとえば
- 食事のとき、最初のひとくち。
- シャワーを浴びたとき、温かいお湯が身体に触れた瞬間。
- 歩き出したときの最初の一歩。
- 愛する人の顔を見た瞬間。
五感から気持ちよい何かを体感できるスキル
・・・それがスイッチを見つけるスキル。
・・・体感できることはスイッチをオンにできるスキル。
なんでもないことだけど、できている?
簡単なことだけど、最初は意識しないとできません。
意識ができたら、小さな習慣を増やしていく。
どんな習慣も一定の回数に到達すると、ルーティンになります。
気づきが起こりスイッチが入りルーティンになります。
ルーティンは自動運転。
気づき、寄り添う
気づきとは、知ったことにケアが加わること。
寄気づきとは、寄り添うこと。
寄り添うとは、責任を持つこと。
寄り添ってもらった側は、勇気や励ましを贈られる、
顧客に寄り添う、従業員に寄り添う。
寄り添うとは感情に責任を持つことであって、リーダーシップを発揮することです。
顧客の幸せ、従業員の幸せ、よろこび、楽しみに寄り添い、責任を持つ。
責任を持つって、言うと重いけど、寄り添い、「よかったね」と言えるようにすること。
寄り添ってもらう側の自律性を重んじる。
自分は縁の下の力持ち、黒子、だから触発できます。
相手あっての触発だから、決まったルールはありません。
よろこび、楽しみを触発に見出していくのです。
まとめ
いやなのに、我慢して、学校に行って、本を読むから勉強になるんだ・
いやなのに、工場へ行って働くから、お給金がもらえるんだ
これは真理のように聞こえますが、いい加減さにユーモアをふりかけた教育論です。
でも、現実にはもっとユーモアがあります。
報酬は、どんな形をしていても、よろこび、楽しみがあります。
それをどれだけ発見するかも、リーダーシップの楽しみですよね。
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