禅語「擔枷帯鎖(たんかたいさ)」

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擔枷帯鎖(たんかたいさ)」・・・・・
枷や鎖によって、がんじがらめになってしまった様子を表す禅語です。
つまり執着や妄想、思い込みでがんじがらめになった状態をあらわす言葉です。
リーダーは孤独だと言います。その一因は、自分でがんじがらめにしているからです。
もっというと自らがんじがらめにしないといけないと思い込んでいるのではないでしょうか。思い切って解き放ってみませんか。

禅語「擔枷帯鎖(たんかたいさ)」

短歌

禅語「擔枷帯鎖(たんかたいさ)
ありとあらゆる煩悩や妄想、そしてそれに伴う不安や苦痛によって縛り付けられ、自らを苦しみの淵に追いやる凡夫の姿を表している言葉です。

煩悩妄想に縛られた凡夫の姿を表していますが、客観的に見ることができない状態です。

物事が俯瞰できないと偏った考えでしか考えられないので、貧すれば鈍することになり、ますます混迷を深めてしまいます。
みなさんは、起業して3年以内にクローズする会社が圧倒的に多い事実をどう考えますか?
どんなビジネスでもそうですが、たとえば10を100にする事は簡単ではありません。

0を1にする方にする方が、10を100にするより難しいのです。
つまり100を1000にすることは簡単なのです。

それがどんなビジネスにも共通する障壁です。

0を1にするより、10を100にする方が簡単

 「擔枷帯鎖(たんかたいさ)」
0を1にするより、10を100にする方が簡単で、100を1000にすることはもっと簡単なのです。
この事実を誤認していると、とんでもない迷路に入り込みます。
だからくじけて意欲を失うというのは最悪の状態ということになります。

第一の理由

収入がない段階では、全て自分でやらなければならないので、本当にしなければならないことに集中できなくなります。
裏返せば、売り上げが増えるほど他人任せにすることで、それぞれが集中しやすくなるので成果があがるということです。
繰り返すことが増えるので単純化され技能もアップします。
この事実は、実がなる前に挫折してしまう人が多いということを表しています。
正しい方法を身に付ければ、誰にでも実をつけることはできます。
それには、0を1にするより、10を100にする方が簡単で、100を1000にすることはもっと簡単だという事実を素直に謙虚に受け入れることが重要なのです。

正しい方法で実行すれば、実をつけられる

全くの素人がゼロから始めて、半年後や1年後に100の収入を達成したという人も世の中には結構いますが、こういった人たちは特殊なケースなので、自分でも実現できると思わない方が良いでしょう。
正しい方法を身に付ければ、誰にでも実をつけることはできるという真実に目を向けます。
まず0を10にする地道すぎる努力をコツコツ続けることです。
成功するために最も重要な事が「継続」です
続けなければ成功は見えて来ません。
逆に続けていれば誰にでもチャンスがあるのがビジネスです。
キーワードは「正しい方法で実行すれば、誰にでも実をつけることはできる」ということです。

二つ目の理由

0を1にできないのに、10を100にする方が簡単というのは、重い冷蔵庫を一人で運んだり、
油がいっぱい入ったドラム缶を起こすことに似ています。コツを知っていれば力はいらないのです。
コツを知らない人は、全身の力を使いますが、コツを知っている人は指一本でも起こせます。
コツとは、正しいやり方を実行していることに他なりません。
つまり間違った質問をして正しい答えをしていると、正しい方法は永遠に見つからないのですが、答えを間違っていないので、間違いだと思わないのです。
そのため迷路に入り込んでしまい、さっぱりわからないということになります。
考えてみてください。

「本当は福岡に行きたいのに、札幌に行きたいけどどうしたら行ける?」と質問して、答えが正解である限り、永遠に福岡には行けません。

 

間違いがどこで起こっているかを知るヒントが業績なのです。
つまり正しい方法をとっていないと、業績は芳しくないのです。

禅語「擔枷帯鎖(たんかたいさ)」を引き千切る方法

Stay hungry, Stay foolish!(貪欲であれ、愚直であれ!)

「貪欲であれ、愚直であれ。」スティーブ・ジョブズ氏の言葉です。

「天才」と呼ばれる人は、実は「努力の天才」です。
ポイントを絞って努力を半端なくする人のことです。

努力したから天才になるのではなく、
ポイントを絞って努力を半端なくするとティピングポイントにたどり着きますが、
ほとんどの人は利口なので、やめてしまいます。

ティッピング・ポイント―いかにして「小さな変化」が「大きな変化」を生み出すか
愚直を嫌う人は。小さな変化を成果と捉えて「こんなものでしょう」と折り合いをつけてしまいます。

感動を呼ばないスポーツを見ていると「こんなものでしょう」が多いように、それを突き抜けたときに、感動が生まれます。

そこまで「努力」する人ことを、世間はよく言いません。
大成して初めて「すごい」と言います。
つまり、自分も他人も、結果が出ない間は、それを「すごい」とは思えないのです。

100年時代には、天才! 成功する人々の法則が大事です。

ティッピング・ポイント「小さな変化」が「大きな変化」を生み出すかことに進路をとりましょう。

先が見えない恐怖は当人にしか解りません。金縛りなって動けなくなるのも無理がありません。だからこそ、不安の正体である執着から自由になって、いま、ここ、この瞬間を穏やかに、ティッピングポイントに向かって、解決の道を探ります。

不安は自分が脳に映し出した幻影なのです。「貪欲であれ、愚直であれ。」スティーブ・ジョブズ氏の呪文がいま、ここ、この瞬間の連鎖に集中しろと唱えます。不安なほど、集中を高めて費用対効果をレベルアップします。

スティーブ・ジョブズの直感

ニューノーマル

ただただ坐って自分を見つめると、心に落ち着きのないことがよくわかる。鎮めようとするろ、かえってざわついてしまうけれど、時とともに落ち着いて、普段は捉えにくいものが聞こえる余地ができる。その時、直感が花開くんだ。いつもより物事がくっきり見えて、現状を把握できる。肝が穏やかに据わり、今まで見えなかったとてつもない広がりが眼前に開く。

これはウォルター・アイザックソンが著したベストセラー「スティーブ・ジョブズ」に出てくる文章として「宿無し弘文」でも紹介されています。

曹洞宗の禅僧・乙川弘文は坐禅で「全世界が現れる」と語り、ジョブズ氏は「直感が花開く」と言いました。言葉は違っても、同じことを話しているのです。

これは「擔枷帯鎖(たんかたいさ)」から自分を解き放ち、ティッピングポイントにたどり着く方法を示したものです。

まとめ

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禅語「擔枷帯鎖(たんかたいさ)

ありとあらゆる煩悩や妄想、そしてそれに伴う不安や苦痛によって縛り付けられ、自らを苦しみの淵に追いやる凡夫の姿を表している言葉です。

しかし、私たちが真に明晰であれば、執着を手放しているので、暗闇から光を感じ取ります。自分と他人、不安と喜びの区別をしません。

自分を南十字星に誘うように、他者も誘います。価値観を分別することもなく、束縛することも、押し付けたりせずに、終わりも始まりもなく、いま、ここ、この瞬間を穏やかに解決の道を探ります。

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