本当に10人必要なのか?2〜3人でできないのか?
本当に8時間必要なのか?5時間でできないのか?
本当に1年間必要なのか?1日ではできないのか?
本当にリアルな店舗が必要なのか?オンラインで実現できないのか_
こうして自問自答していけば、解決策は浮かんでくるはずです。
パンデミックは、考える時間と貴重なヒントを授けてくれました。
本当に会う必要があるのか?リモートでできないのか?
本当に満員電車に乗る必要があるのか?在宅で無理なのか?
本当に電話で話す必要があるのか?メールでできないのか?
本当にそのストレスは必要なのか?ストレスフリーにできないのか?
本当に思考を使っているのか?思考に使われていないか?
ニューノーマル(新常態)な仕事術がアートのように美しいのは、デジタルをアートのように創造するからです。
創造の基準は、一切の余分がなく、無駄なく、矛盾もなく、整然としているからです。
自己否定感という無駄なモノに惑わされていないか?
自己否定感は、無駄を生み出す呪文のようです。
見栄の塊であるオフィス。決断できない言い訳のような会議。
達成できないから計画しないクレイジーな発想。会社から帰るために出勤してくる無意味。
「何があってもへこたれない不屈の男たち」を描いた76人の捕虜収容所からの集団脱走を描いた「大脱走」を見たことがありますか?本当にあった話です。
彼らは自己否定感というお荷物を持たない代わりに、なにひとつ持たずに脱走をやり遂げたのです。(最終的に生き残ったのは11名)
76人の脱走兵のように、外側の力が圧倒的の不足しているなら、自ら制限することを選択して内側の力だけで乗り越える方法を探しましょう。
ひとり会社の大義にしてみるのもいいのではないでしょうか。
外側の力を信じすぎて、内側の力を使わないままに自信を失っているかもしれません。
仕事術を間違っていなければ楽しく矛盾がないので生産性もあがります。
ビズ・アサーティブ
ニューノーマル(新常態)にもビズ・アサーティブは反映されます。
ビズ・アサーティブとは、ビジネスの場でアサーティブ(積極的自己表現)をしていきましょうというススメです。
それは相手のことを気にせずに自己表現しましょうということではありません。
自分を尊重するように相手も尊重しましょうというのが基本スタイルです。
ニューノーマルにしっかり通じている普遍性の高いスタイルです。
矛盾のない仕事術はアートのように美しい
仕事の場では、矛盾があっても我慢しょうとしがちです。
でも、ちゃんと筋の通ったことは、矛盾しません。
だから我慢することは生産性が低い証拠なのです。
ビズ・アサーティブは、仕事の現場から生まれた「矛盾のないマネジメントはアートのように美しい」をコンセプトにしています。
ニューノーマルなビジネスは「円相」に似ている
禅に「円相」という言葉があります。
円相とは、足りないことも、余ることもなく、すべて満たされて完結している状態とは、なんと美しいではありませんか?
ニューノーマルなビジネスは、この「円相」とよく似ています。
儲かることは悪ではありません。
支持されるから利益が出ます。人々に貢献するから支持され、結果、利益がでます。
大切なのは「価値観」です。
より稀有な価値観は、高い壁になりますが、裏返せば壁が頑丈な砦になってくれるということに他なりません。
円相はいまも先取的な考えなのは、システム思考の思想を牽引しているからです。
WIN-WINは共感から生まれる
円相は、マネジメントのどのシーンを切りとっていただいても、対立がなく自然なWIN-WINが構築できるだけでなく、個人、組織、共同体の幸福が無理なく共有、共感、共鳴できるようになっています。
共感とは「慈愛」のことです。
慈愛とは、常に慈(いつく)しみを注いで愛する心のことです。
何事にも限界がありますが、、慈愛は限界を突破するキーワードです。
ビジネスを飾るキーワードを超える
ニューノーマルは、ビジネス社会に飛び交っているキーワードを包括した概念です。
WIN-WIN、アサーション、アサーティブ、コミュニケーション、スイッチチェンジ、思い込み、決めつけ、イエス、リモートワーク、テレワーク、人生100年時代、相手目線、アイスブレイク、伝える、傾聴、メリット、ニュートラル、マネジメント、コーチング、ホスピタリティ、ファーストコンタクト、ゴール、プロセス、感情、交渉、プレワーク、モチベーション、共同体、PAC交流、DESC法、 PREP法、SDS法、“WIN&LOSE”“LOSE&LOSE””GIVE&GIVEN”” LESS IS MORE “”TimeHacks”
率直、誠実、対等、自己責任、じぶん内の力、じぶん外の力・・・・さらにエッセンシャルワーカー(生活必須職従事者)
円相はニューノーマルも包み込んでしまい、慈愛(=共感)には、これらを超越した力があります。
幸せなビジネスは慈愛から生まれる
ニューノーマル( New Normal)には期待があります。
これまで、どのようなビジネスにも「執着心」が必要だと考えられてきました。
執着したものを失くすことは強い恐怖です。この関係は比例します。
だから営業を自粛してくれと言われると恐怖心は天井知らずになります。
しかしみんなのために自粛するのは、人の務めだと言い聞かせます。
この狭間で多くの人が苦しみ、その苦しみは数年間続くでしょう。
執着心が強いほど、抑圧も強くなるので、抑圧しきれない自分に嫌悪してしまいます。
嫌悪感が強くなるほど、歪みが生じて、怒りや憎悪を生み出し、慈愛とは遠のきます。
うまく業績の回復できないと歪みはさらに強くなり、本当は笑っているのではないか、他者の内面まで気になります。
こうした事態に身体は、自分を守ろうとするので、アドレナリンが出て、心臓はドキドキ、筋肉は緊張して、血管にはコレステロールが蓄積して、呼吸も激しくなっていきます。
心を収めている身体まで支障をきたし、高血圧、うつ病、不眠、消化器系の病になって負の循環になります。
幸せなビジネスは積極的な「慈愛」の表現(アサーション)から生まれます。
ニューノーマルにためらう方も、お釈迦様の説いた真理のひとつ「諸行無常」・・・すべては移り変わるとサラリと流しましょう。
アサーション権をアサーティブに伝える10のデジタルインフラ
器がなければ水を収納することはできません。
水は人のあり方、器がニューノーマルと定義付けできます。
ニューノーマルのコアとなるリアル空間と仮想空間のコラボレーションを進めるデジタルは人のあり方を収める器として機能します。
既に多くの企業・組織が仮想化のテクノロジーを活用していますが、必ずしも心地いいレベルまで引き上げられていません。
ニューノーマルは、この問題を解決に大きく舵をとるでしょう。
- 小売業/店舗:店舗の倉庫化が進み、販売はECサイト化。ショップアシストは、Web窓口や在宅コールセンターでのアドバイザーとして活躍。
- 製造業:営業と製造の区分けがさらに特化。工場業務を在宅でリーモートワーク。
- 飲食業:店舗は調理スペース化し、ひとりまたはシェアでも運営可能、テイクアウト・デリバリーベンダーに委託。
- ITベンダー:システム開発・構築・運用を分離。対応を停止、リモート対応がさらに進化。
- 診療所:相談業務の特化したクリニック。診断と治療を分離してそれぞれ専門化。
- 学習塾/教育機関:専門化とオンライン化。
社会全体に広がるアサーション~遠くにあるものを近づける活動によって、自分や他者の価値を値引きしない。ニューノーマルは価値を差別する基準をもたないニュートルな位置に立つところからスタートします。
①デジタルがノーマルな社会
- ストレージやネットワーク機器の多様化、ネットワークインフラの統合管理の需要が高まる。
- 使ってない人が多かったので、使いづらい面があったが、使う人が増え、使いやすくなる。
- デジタノレインフラ、デジタル手続き代行、デジタルカウンセラー
②タッチレスデジタルワーカー
- 加速するクラウド環境の整備、AI (Artificial Intelligence)・ロポット依存、雇用シフトの加速
- 実用的になったAI ・ロボットでもできる業務にシフト
- リスク評価、リスク分散。
③デジタルDIY
- サプライチェーンの簡素化
- 消費の多様化に対応、自分で作るための素材の提供
- 素材・制作・改造のビジネス化
④新しいインターネット
- 6G と動画と通話を一体にしたハイパーインターネット
- ライフデザイン・ライフスタイルを根本的に設計しなおした新次元の環境
- 消費活動と連携強化、新しい規範とセキュリティを尊重したビジネス
⑤デジタルデイスタンス
- 行列、渋滞、三密を避けるための業種・業態の最適化
- 施設利用権利、デジタル帳票、デジタルチケットの公平、安全な発行、配布
- 最適化ビジネス
⑥持たない生活と経営
- 所有と利用の新しい関係、事業再編
- 社会のミニマリスト化、Uber .Airbnb などシェアリングサービス、サービス利用経済
- 「サーピス化」のためのプラットフォーム提供
⑦新しいエコ
- スマートグリッドへの取り組み、地球温暖化防止にIT活用が本格化する。
エネルギー需給バランス、 環境を優先、共生する経済 - 環境負荷を自然に低減するデザイン力と設計
- ローカル資源再利用と美学の創造
⑧ニュー・デジタル文化
- 災害、パンデミックに対応。ユニファイドコミュニケーションの進展、新たな信頼を構築
- 「とにかく会う」文化・ハンコ文化の執着との訣別、デジタルへの適応
- 遠隔、独立性を前提にしたワークススタイル、ストレスを与えないアサーションな関係、デジタルマナーの浸透と尊重
- ストレスフリー、プラットフォーム(オンライン、リモート会議、リモート決済、学校)
⑨デジタル免疫
- デジタルのセキュリティの責任の明確化(提供者の責任)
- 集団免疫を獲得するためにすべてのステークホルダーが協力
- レジリエンス(困難や逆境にあっても心が折れることなく、状況に合わせて柔軟に適応する力)の教育、促進プラットフォーム
⑩国家の概念の明確化
- デジタルとリアルの混乱を防止、日本国と民間の整理とチームワークの明確化
- 国家のデジタル化とモデルのレベルアップ
- 市場分析/経営分析ツールのサポート、コンサルティング
まとめ
人は生まれながらにして基本的な人権としてアサーション権を持っています。
アサーション権とは、私たちは、誰からも尊重され、大切にしてもらえる権利のことで、人間の尊厳は誰を侵すことも、誰からも侵されるものではないことを意味しています。つまり人権です。
ウイルス、災害、テロ、なにが人権を圧迫するのか、予測できない事態の免疫としてデジタルインフラはニューノーマル(新しい規範)の基礎になります。
人権を守る、よりアサーティブに生きる、豊かなものにするために足りないことも、余ることもなく、すべて満たされて完結しているシンプルなデジタルインフラと小さな会社のささやかなイノベーションが期待されます。
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