人人悉道器〜努力を忘れた努力で報酬の花開く

禅とマネジメント
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人を育てることは、取り扱っている業務内容、さらにステークホルダーを育てることに通じます。やがて組織が育ちます。育てるときに注意したいのが「努力している」意識です。

もちろん育てられる人にも努力している意識は無用。子育てしているとき、お母さんも子どもも努力しているなんて考えません。子どもは特に努力して成長しているなんて思いません。お母さんは疲労から思うことがあるかも知れませんが、もし、そんな意識が子どもに通じたら子どもは悲しくなってしまいます。

持たない方が良いものってあるんですね。

人人悉道器 /報酬とは道を究める努力への贈り物と考える人になる

出典 https://www.pinterest.jp/pin/339599628135841444/

人人悉道器・・・・「にんにんことごとくどうきなり」と読みます。

この世に生まれた人は誰でも道を極める可能性を兼ね備えている、努力によって、もともと備わっている可能性が開くという意味です。

道を究めることで、もともと備わっている可能性を開いたことへの贈り物、報酬とは、自分という器への贈りもので、道を究めることで分け合っているといえます。

私たちが買い物するとき商品と交換に対価を支払っています。
同じように、会社は労働に対して報酬(給与)という対価をを支払っています。その取り決めが労働条件です。

つまり 報酬、給与は「職務を果たすことで支払われるもの」です。

組織の勘違い、働く人の勘違い

ところが報酬の本来の性格である職務給というより、むしろ存在給として支払っている会社があります。矛盾を内包している会社になるほどその傾向があります。

もしかして、あなたの部下は、あるいはあなた自身も、約9時間存在していれば無条件に支払われるものと錯覚していませんか?

でもムリもありません。
小さいときから、親と一緒に暮らす過程で、「会社に入ったら自分で責任をもって職務を果たすんですよ」なんて教えていないと思うからです。
もしそういう育て方をしているなら立派です。

たいていは、「いい会社に入ったら給料もいいし、将来も安定するんだから、しっかり勉強しなさいよ」みたいなのが多いでしょう。間違っているとは思いませんが、判断を間違える勘違いの始まりです。

だから会社に入る、会社にいることが重要になってしまい、報酬の意味が曖昧になるのもムリがありません。

言葉、考え、行動

入社したら、トップ、幹部、上司がそれぞれの立場から最終的には個々に教えます。
言葉で考え、やがて行動につながっていきます。

言葉というのは厄介なもので、日本では語彙力の高い人が賢いと思われがちです。
本人も錯覚する傾向があります。
しかしイコールではありません。

特に個人の集合である組織、チームで働く場合、人によって言葉の解釈が違うとミスや混乱の元になります。

働きやすいとは、円滑に仕事を進めやすいと言う意味です。
そのためにも、組織で言葉の定義を明確にし、全員が共有しておく必要があります。

その代表例の一例が「職務」であり、「給与」や「報酬」です。
共有しているはずの定義を教えず、自分なりの意味づけをした語彙を振り回されたら、教わる方は困惑します。
困惑するならまだしも、定義を教えず個人的な教えを押し付けると間違った行動に走る場合があります。

組織内で共通した定義の例

  • 「報酬」は、職務、与えられた目標を果たした行為に対して支払われる対価です。
  • 給与とは、約9時間存在していれば無条件に支払われるものではありません
  • 正当な対価は年齢、社歴、学歴、身分、職務の名称によって、多寡が左右されるものではありません
  • 労働者として売る「自分の労働」はどのような品質や種類であってもいいのではない
  • 予め命令や指示によって具体的に示されている指定通りの労働であった場合に対価は支払われます。
  • 予め命令や指示する義務と責任は上司にあります。
  • 人時生産性の意味は「人」「命じた職務」に支払われるのではなく、行為に支払うための尺度です。
  • さらに、「やりがい」という、お金に換算できない報酬があります。

努力が生きる環境

人人悉道器(にんにんことごとくどうきなり)
この世に生まれた人は誰でも道を極める可能性を兼ね備えています。
努力によって、もともと備わっている可能性がさらに開きます。

努力が生きる環境を用意することが可能性を大きくします。

努力についての定義

私たちは苦しいことに出会うと、状況をコントロールしょうと執着することで、さらに悩みます。コントロールできないからです。

もともとコントロールできないことコントロールしょうとする姿を「努力している」と自己評価します。その評価は「集中」へのノイズでしかありません。

集中していたら努力しているとは思わないものです。そう思うのは第三者だけです。

「努力している」とか「していないとか」そんな評価が何に役に立つでしょう?
コントロールへの執着でしかありません。

人を育てるには見守るのが一番

人は可能性を秘めています。
人を育てるには、コントロールせずに見守るのが一番です。
コントロールしなくても広い意味でコントロールされているからです。

見守るのは一番ですが、勘違いする人がいて、コントロールの裏返しで無視します。
無視は見守ることと真逆です。

その次によくないのが、コントロールすることです。

コントロールの意味

坐禅を組むと、自然にいろんな雑念が湧いてきます。
何も考えない状態、「無」がいいと思って雑念を追い払おうとします。
自分が「(雑念を払う)努力している」と自分を評価します。
このような評価は自分の可能性を閉じてしまいます。

禅の目的は「集中する」ことにあります。
コントロールすることではありません。
だから坐禅の場合なら、呼吸にあります。吸って吐く。
たったそれだけのことに集中します。

集中することで可能性が開かれます。
見守るとは、「集中している」に注目するということです。
集中している人、それを集中して見守る人。
広い意味でコントロールされている状態があります。

まとめ

給与は、 あらかじめ指定された勤務先へ地理的に移動して、その場所に定められた時間内存在していたらもらえると錯覚していませんか?
そこまでひどくない?そうでしょうね?

では、会社に売っている自分の労働の品質や種類は、予め具体的に指示された指定通りのものになっていますか?

人人悉道器。
この世に生まれた人は誰でも道を極める可能性を兼ね備えている、努力によって、もともと備わっている可能性が開くという意味です。
報酬とは、自分という器への贈り物だと考えられる人になりたいものです。

 

 

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