こんにちは、ゴエスのコンサル、人生100年時代の「マインドフルネス実践講座」のコーチ、ゲンキポリタンです。
「約束」の実現を自分の存在証明にしているあなたに会えてうれしいです。
「モチベーションをアップしたい」
「なにかいいモチベーションになることはないかな」と考えていませんか?
馬力アップしたいと思っている方は、多いと思います。
毎日、マインドフルネスになって、簡単に「フロー」になれるコツをご紹介します。
フローとマインドフルネス
心理学者ミハイ・チクセントミハイが提唱した概念である「フロー(Flow)」とは、ゾーン、ピークエクスペリエンスともいい、そのときしていることに、完全に没頭、精力的に集中してのめり込んでいる状態のことです。
「フロー(Flow)」の状態にあるとき、その活発でエネルギッシュな気分は、成功と幸福感に満ちています。
まさにマインドフルネスな状態にあります。
マインドフルネス(Mindfulness)とは、主体的に積極的にあるがままの自分を注意深く内観してなりきった状態)になることです。
- 主体的に積極的になりきる=アサーティブと同じ。アサーティブであることで、苦しみには原因があることを知ることができます。
- あるがままの自分=嘘偽りのない自分であることが癒しのはじまりです
- 注意深く=注意深く自分を観察しないと自分を誤解します。=苦しみに気づくことができなくなります。
- 状態=観察(内観)し苦しみの原因を取り除けることに気づいて苦痛を取り除けます。
自己マスタリー
自己マスタリー(Personal Mastery)は、米国の経営学者ピーター・センゲが、その著書「学習する組織」で提唱した5つの訓練法(ディシプリン)の1つ。
組織を構成するメンバーひとりひとりが、自己の内発的動機づけによって学習を深めていく意味です。ここでいう「学習」とは「なにをするか」ではなく「どう在るか」という内面的な成長のことです。
高い自己(個人的な)マスタリー(=自分自身を変革する力)を身につけることで、望む成果(知識・技術・情報なども含む)を生み出すスキルアップを持続可能にすると提唱されています。
自己マスタリーは、WHOが提唱した「ライフスキル」に通じるといえます。
心の成長がやりがいを育む
ここで言う学習とは、知識や情報の獲得ではなく、主に心の成長を指している。センゲはこれを、『自分にとって必要だと思うことを達成できるように、自分自身を変革すること』であるとし、高いレベルの自己マスタリーを身に付けることで、自分が望む成果を生み出すための能力を、継続して伸ばしていくことが可能であるとしている。
センゲはまた、自己マスタリーは創造的緊張(クリエイティブ・テンション)を生み出し維持するとも述べている。
自らのありたい姿と現実を比較してギャップを自覚し、自らの人生に創造的緊張を生み出すことが、常にありたい姿に向けて学習し続ける原動力になります。
欲望だけではフローに入れない
「こうなりたい」「ああなりたい」はモチベーションになりますが、少しずれると単なる欲望になりさがります。
「フロー」に入れないんですよね、
「フロー」に入って、熱くなって、気持ちよく眠りたい。
エッ?「風呂に入って温まって眠りたい?」
「フローですよね、モチベーションは使い方次第」だと
ビジョンはモチベーションになりますが、具体性のないひどい場合は、ビジョンは現状否定に終始する怖さがります。
耳触りが良いので自分自身、やってる感だけの空回りで、「見せかけのやる気」による現状逃れになる危険があります。
は仕事にかかる前はいいですが、職場でプラスになることは
モチベーションを高める技術のひとつに「ラダー効果」があります。
ラダー効果とは日頃 追いかけている数値目標より上位に位置する目標のことです。
苦しみか、良い機会か
ラダーとはladder、つまり梯子です。
「誰の役に立つのか?」「社会的な影響は?」などその仕事の意味、理念とも言えます。
仕事を単なる行為(Do)で捉えるのではなく、その意味とのつながりを見出すことで、 自分の在り方(Be)として捉えることで、取り組む姿勢も前向きになり、行動が変わります。
意識して訓練すれば、この思考は身につけることができ、上手に使うと、モチベーション(動機づけ) をコントロールできます。それを「ラダー効果」を呼んでいます。
たとえば30%のお客様を障害顧客(ロイヤルカスタマー)にするという目標とその方法にラダー効果を用いればどうでしょう。
人は希望があるから働ける
そのうちお客様になる方にアプローチをかけ、いますぐお客にマインドシェアをあげていただくには、いろんな方法があります。
そこでリーダーがその作業を通じて部下が心の成長を感じとれるような手段とコミュニケーションを重ねたらどうなるでしょう。
そのうちお客様になる方にアプローチをかける段階から「誰の役に立つのか?」「社会的な影響は?」・・・とコミュニケーションを通じて目標を共有するのと、ただアプローチを強化しようというので、成長はまったく変わります。
歩幅 20㎝と23㎝では、わずか3cmですが、10歩歩けば30cmの差になり100歩歩けば3mの差になります。1000歩では30mです。コミュニケーションに有無が人を育てます。
自分が何者で何をしようとしているのか。自分にとって幸せとはなにか。が解らないままでは努力しても空転してしまい、消化不良になります。
人は仕事のためでなく、 希望のために働くと言ってもいいでしょう。
ですから自分の在り方がはっきりしていれば 困難を乗り越える継続力にもなります。
成長の機会はどのにでもある
ちょっとしたエピソードをご紹介しましよう。
私が外国(カナダ)のモントリオールを歩いていた時です。早朝でした。
掃除をしている婦人に聞きました。
「なにをしてるんですか?」すると、「掃いているんです」という答えです。
見たままの言葉が返ってきました。
しばらく行くと、また同じように掃除をしている婦人に聞きました。
「なにをしてるんですか?」すると、「開店準備をしてるんです」という答えです。
またしばらく行くと、また同じように掃除をしている婦人に聞きました。
「なにをしてるんですか?」すると、「来ていただく方の心が癒せるように手入れしてるんです」という答えです。
私が同じ質問を投げかけたのは、前夜、不愉快な目にあったからでした。
モントリオールは英語圏とフランス語圏が混ざり合った街なので、拙い英語で話しかけても答えてくれない店があり、自分はその「仕打ち」をホテルで体験したからです。
プライドはわかりますが、不慣れな自分にはちょっと悲しかったからです。
ホテルを出て隣の年期の入ったレストランに行くと、古い木のテーブルがピカピカに手入れされていて、店の人(婦人)も不慣れな旅行者にとっても親切でした。
この違いに軽いカルチャーショックを受けていたので、朝、時間があったことから、どういう対応されるか、わざと聞いてみたのです。
ところが思惑とは別に、また違う次元のカルチャーショックを体験することになったのです。
最初の婦人は、「掃いているんです」と答え
二番目の婦人は「開店準備をしてるんです」」と答え
三番目の婦人は「来ていただく方の心が癒せるように手入れしてるんです」」と答えたのです。
三番目の婦人の答えからは、前夜のレストランの婦人の顔が浮かびました。
最初の婦人の答えからは、ホテルのフロント女史の顔を思い出しました。
質の高い仕事をしているのは、三番目の婦人であることは間違いがありません。
最初の婦人は、質の高い仕事ができるチャンスがあるにもかかわらず、単なる行為に終始して、成長の機会を自ら放棄しているのです。
誰でも「頑張っています」というけれど
いろんな店で、「うちは良い接客をしている」と聞きますが、志が違えば結果も変わります。いい人生を送りたいと思っている人にとって、仕事は単なる行為でしかない店を利用する理由はないのです。
その仕事は単なる行為(Do)か、在り方つまり生き方(Be)なのか、その差は埋めようがないのです。
同じ社内でも人次第ですが、教育の基本、人間形成の基本なので、組織として総力あげて取り組むテーマだと思い続けています。
ラダー効果,オプション効果,スポットライト効果,サンクス効果
4つの要因で魅力のある目標を設定すると、モチベーションは高くなります。
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