もうすぐ年末を迎え、年が明けると新年の抱負を語るときがきますよね。
もうすでにテーマが決まっている方も、そうでない方も多いと思います。
リーダーには気をつけることがありますが、なかでもリーダーは約束を守ることが大切です。
変化の激しい時代ですから、言行不一致は、必ずしも悪いことではありません。
ただし、いつも「コアバリュー(大事な価値観)」だけは一貫性のあるものにしたいですね。
コアバリューを貫くリーダーは信頼される
「コアバリュー」が揺れていると、リーダー失格のラベルがつく可能性があります。
逆に「コアバリュー」が安定し、貫徹するリーダーは、部下だけでなくステークホルダーからも信頼されます。
「言行不一致」は、誰にでも生じやすいことで、人に与える影響力が大きい人ほど目立ってしまいます。
「言行不一致」が生じても、「コアバリュー」が貫徹されていたら、理解もされやすいです。
優先順位がブレないことが言行一致になる
「言行不一致」を治す方法は、「本当に自分が何をしたいのか?」を思い出し、常に自覚することです。
新年の抱負を語るとき、「本当に何をしたいのか?」を横に置いて、格好をつけて形式的に話していると、「言行不一致」が起こりやすいので、注意したいですね。
潜在意識と顕在意識のズレに注意
言行不一致の理由は潜在意識と顕在意識のズレにあります。
顕在意識が全意識のわずか3%といわれていて理性的、合理的です。
97%が潜在意識、つまり無意識といわれるもの。
潜在意識は主に感情が中心で習慣化されたものが多くあります。
言行不一致に気づいた時に、必要なのは、自分の価値観を顕在化させ自覚すること。
自覚しても、実際の行動段階では、潜在意識主導になることが少なくないので注意したいですね。
新年の抱負は優先順位で決める
新年の抱負を語るときは、「優先順位」をはっきりさせた上で、語るといいですね。
「本当の優先順位は何か」をはっきりさせた上で触発するには、どうすればいいか、逆算で話を組み立てるといいですね。
約束を守っている姿は信頼の基礎になり、モチベーションアップの原因にもなります。
同じことを何度も真剣に話すことで、人は関心を持ち、「なにを話しているんだろう」と聞こうとします。そうすると、一度真剣に聞いてみようと思うようになります。
話している方は聞いていると思って話していますが、相手が「理解しょう」としているかどうかとはまた別なことです。
確かに形の上では、聞いていますが、聞いているだけで、なかなか「理解しょう」とはしないものです。
「共感」していると話を聴く
「理解しょう」とするには「主体性」が相手にあることに留意しましょう。
相手が自分で決めることです。
聞いているフリはできるので、どうすると聞いてくれるか、逆算で考えましょう。
普段から共感していると話もよく聞きます。
信頼関係の有無は大切ですので、その点でも「言行不一致」には注意しましょう。
人は「コアバリュー(大事にしている価値観)」に忠実なあり方、生き方をしている姿に共鳴します。
逆に「コアバリュー(大事にしている価値観)」がないと、心が動かないので、聞くことさえ手抜きになるので、簡単なことで伝わりません。
よくリーダーから「話は何度もしている」とお聞きします。
聞いてみると、話をされるときに「価値観」について全然触れていなくて、なにをするかに終始しています。
「なんために、どうありたいのか」が欠落してしまっているのです。
これでは共感が起こらないので、触発もできません。
歳を取ると頑固になるのは思考力の低下?
歳を重ねると頑固になるといいますが、帰納的思考が強くなるからです。
これは過去の自分の記憶に基づいて、物事を判断する傾向が強くなるからです。
その上、断定的になります。断定的になることで、それ以上考えなくて済みます。
他者への配慮をする「脳力」の衰えは「思考力」の衰えなのです。
自分では気づきません。
本性まるだしが防げない
「思考力」の衰えで、「顕在意識」にプラスする形で抑圧していた「潜在意識」が顕在化します。「顕在意識」が強化されてしまうので、「本性」が露出し歯止めが効かなくなります。
過去は「道徳的な偽善」に努力できていた人も、「脳力」の衰えで隠すことができなくなります。
その蓋が開いてしまっている状態に、自分では気づかないし、過去の習性で自分は配慮していると思い込んでいます。
メッキが剥がれた状態に気がつかないと言えます。
老化は防げないが、劣化は防げる。
老化による思考力の低下は人によって違いがあります。
老化は防げませんが、劣化は防げます。
つまり若くても何度も試みていると、前にも言った、前にもやった、何度も言ってることで金属疲労を起こして劣化している場合もあります。
リーダーは常にニュートラルでありたいですね、
人生はエンドレスにワンダフル
ニュートラルな自分を感じてクリーンな自分が発するエネルギーを感じて放射することです。
部下が育ち、幸せを分かち合う準備ができると、喜びが内面に溢れだします。
その「喜び」を周活(ルーティンワーク)にして、それぞれの「私の暮らし」を幸せにするために周活を週活(ウィークリーマネジメント)に習慣化することで、終活(人生100年計画)に発展させていきます。
「人生はエンドレスにワンダフル」・・・リーダーの喜びは次世代のリーダーにバトンタッチすることで無限大になります。
まとめ
私たちは様々な「事実」と遭遇し、いろんな「事実」が組織に、人に、入り込んできます。
これにどう対処するか、事実は原因となって、選択・意志・判断・行動が結果として出て行きます。
この時、選択・意志・判断・行動の基準となるのがコアバリュー(大事な価値観)です。
大事な価値観は、時に商品になり、サービスになり、店舗になります。
ブレない会社は強いです。ブレないように日常的に鍛えているからです。
日常業務は、その繰り返し、それがブランドだと知っているからです。
「備えあれば憂なし」という言葉のまま、実践されます。
スリープアスリートMINORUさんです。このページにお越しいただきありがとうございます。
「スリープアスリート」育成・認定資格は一般社団法人いきいきゴエス協会が運営しています。
一般社団法人いきいきゴエス協会は介護予防、終活カウンセリング、睡眠マスター養成などを主宰しています。
私、スリープアスリートMINORUさんはその理事で、整理収納アドバイス、ファイナンシャルプランナー、ビジネスコンサルタント、ショップMARTONE店長です。
何でも屋のようですが、実はひとつの目的に向かって事業を行っています。
それをまとめたものが次の図です。
スタートは「私の幸せ」
・・・漠然としたもので、どちらかというと「うまく生きていけたらいいな」というレベルです。
でも現実にはお釈迦様も言われたようにこの世は「四苦八苦」です。
そういう世界をくぐり抜けて「幸福な人生」を全うしたいと思うようになります。
それを具体的に実現するお手伝いをするのが当協会の目的です。
図ではファイナンシャルプランナーの部分が大きく見えますが、「経済」の部分を詳細に表しているので、こんな表になりました。
実際には「愛情」「仕事」「健康」「子育て」の部分でも、この程度の詳細な部分があります。
ゴエス協会では、「ゴエス」の文字通り「整理・整頓・清掃・清潔(磨く)・習慣(躾)」つまりローマ字表記にすると頭文字がSで始まる5つ。5Sになることから「ゴエス」と言ってますが、5Sによって暮らしを落ち着かせることが「幸福な人生」を実現するもっとも簡単な方法だと考えています。
誰でもできることなので、難しいことではありません。
と、言っても、人の一生のことなので、課題は多岐に及びます。
それを簡単に進めていくのが、5Sです。
睡眠は食欲・性欲・睡眠欲と言われるように人間の三大欲求のひとつです。しかし最も関心の低い扱いをされてきました。睡眠障害、睡眠負債が健康を害しています。運動には関心が高くなりましたが、同じように「攻めの睡眠」が必要です。
いきいきゴエス協会では、ひとりでも多くの人に、良い習慣を身につけていただくために、「スリープアスリート認定制度」を導入しました。
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