「アサーティブを学んでいるけれど、思うようにできない。」というご相談をよく受けます。
「これじゃいけない、頑張って自分の気持ちを声に出そうと気持ちは高ぶるけれど、緊張してします。」
理屈はわかるけれど、実際には思うように話せない、言葉にできない。と焦る人が少なくないようです。
少し進化できるように、考えてみましょう。
分かっているけどアサーティブになれない悩み
理屈はわかるけれど、実際には思うように話せない、言葉にできない。
その原因を解決しないまま、アサーティブのトレーニングをしても、結局、知識だけ身につけた状態に終始します。
「思ったことを話せるようになれたらいいな」と思う曖昧な願望は、目的とは違います。
「思ったことを話せるようになって、なにをどのようにしたいのか」
その目的をきちんと持てると焦ることなく自分の気持ちを言葉にできそうですね、
目的と原因は因果関係にあります。原因と結果の因果関係の裏返しです。
目的な仲良くなりたいとかですが、「思ったことを話せるようになる」は目的を実現する手段です。
たとえば海外で現地と人と会話するとき、現地の言葉を流暢に話せると、深いコミュニケーションができます。
深いコミュニケーションは手段です。目的は別にあります。
自分の内側に秩序を作ることをおすすめしています。
そういうと難しそうですが、秩序を作るとは整理・整頓することです。
- 整理は区別すること
- 整頓は使えるようにすること
分かっているけど出来ないというのは、整理はできたけど、使えるようになっていない状態です。
なんでもそうですが、使うにはコツがあります。
引越し業者さんの冷蔵庫を運ぶコツに学ぶ
引越し屋さんがそうですね、
冷蔵庫を軽々と運んでいきます。コツを知っているからできるんですよね。
持ち上げるだけなら何とかなっても、大きさがあるので膝がぶつかったり、前が見えなかったりして大変です。特に階段は大の男でもかなり苦労します。
そこで、背負子(しょいこ)を利用すると簡単に上ることができます。
前で持つと腕の力が必要になりますが、背中なら背筋や腹筋といった力のある筋肉で持ち上げられるので労力が段違いです。
さらに、前も見えますし、膝などが移動の妨げになりません。
つまり負担に耐えられない筋肉を使わず、強い筋肉を使うことで負担を軽減したうえ、運びやすい姿勢を使うんですね、
要するに少しでも楽に運べるように準備があって、やすやすと運べるんですね。
アサーティブになるには、相手のアサーティブを尊重する
分かっているけど出来ないというのは、いざとなると自分に目が向いてしまいすぎて、相手のことが後回しになります。
これを逆転して、使えるように整頓します。
率直・誠実・対等・自己責任の4本柱を、相手のために使います。
まず「相手に自分の話を伝えたいときは、まず自分が相手の話に耳を傾けましょう。また、話を聴く際には、自分の価値観を一旦横におき、相手の話を受け容れることが大切です」
傾聴の大切さです。
自分が話すより、傾聴する
『きく』には、3っのきくがあります。
『聞く』『聴く』『訊く』です。
- 『聞く』は意識しなくても聞こえてくること。
- 『聴く』は意識して相手の言葉だけでなく心まで聴くこと。
- 『訊く』はわからないことについて尋ねることです。
アサーティブなコミュニケーションでは、なんとなく漫然と『聞く』のではなく、傾聴します。心を傾けて、相手の思いや考えを『聴く』のです。
表情豊かにアイコンタクトで傾聴する
傾聴で大事なのは、聴く表情、態度です。
率直・誠実・対等・自己責任の4本柱に習い、自分を尊重してほしいように、相手を尊重し、その話を聴こうします。
この態度から、すでにアサーティブ、つまり積極的自己表現ははじまっています、
そうです。自分が話さなくてもあなたは相手にもう語っているのです。
さらに、前傾姿勢で、相手の話に反応して表情を豊かに変える、アイコンタクトを十分に取ることを心がけます。豊かに変える、アイコンタクトをしながら聴くとは、反応を相手につたえているのです。
反応することは相手へのメッセージです、
「どうか続けてお話しください」と話しているのと同じです。
表情や態度で伝えることを、非言語表現といいます。
うなずく、相槌を打つ
また、相手が話しやすいように、会話の途中で「うなずく」「あいづちを打つ」ことも重要です。
「うなずき」で、相手は自分を受け入れられていると感じます。
話の区切りをタイミングよくうなずくと工夫が必要です。
伝えたいのは、誠実な態度なので、うなずきすぎるのは禁物です。
それをカバーする意味で、相槌には「はい」「へえ~」「それで」「そうですね」など返答する言葉の工夫も大切です
女性はうまいですよね、実は話を聴いていないとも言いますが、聴いていないと思わせないのは、ちゃんと聞いているからです。決して聞き流してはいないでしょう。
これは一度に複数のことがやれてしまう女性ならではの脳の働きがあるからです、
相手の言葉をそのまま繰り返して話題を共有する
相手の話の中に出てくる重要な単語を復唱、相手の話を要約すると、相手は共感してくれている感じます。共感によって、自己責任を共有してあげられるという双方のメリットがあります。
これはとても大事なことでアサーティブなコミュニケーションがしやすくなります。
相手がノンアサーティブな人の場合、なかなか本音をもらさない場合があります。
分かってもらいたい気持ちは、第三者を引き合いにして自分の本音を察してほしいと願う場合もあります。
聴いている側は何を言いたいのかよく解らない場合もあります。
それを防ぐ意味でも、相手の話の中に出てくる重要な単語を復唱、相手の話を要約して、「こういうことですよね」と確認することは誤解を防ぐ意味でも有意義なのです。
率直に「訊く」ことで相手の本音を訊きだす
三つの「きく」のうち「訊く」を有効に活用するのもアサーティブなコミュニケーションでは大切です。
相手の話の中に、自分が解らないことが出てきたら、話の腰を折らない範囲で率直に質問ことも欠かせません、解らないまま聴いていると本気できいていないと思われます。
まとめ
日常の社会生活で、自分の言いたいことが言いいにくい相手は、大事な人です。
大事であればあるほど、率直さが欠けるようになり、伝わりにくくなります。それだけにアサーティブなコミュニケーションの重要性が増すので緊張が増します。
その点からも、傾聴の重要性が増し、傾聴は積極的にしたほうが得だと言えます。
傾聴は、頭で理解しているが実践できないと悩む方にとって非常に効果的な積極的自己表現なのです、
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