見えぬけれどもあるんだよ 。見えぬものでもあるんだよ。
こんにちは、リーダーシップを大きく成長させて春を呼ぶ
いきいきゴエスのNaoman-Minoruです。
前回の話はお解りいただけましたか。不明な点があれば、こちらからご質問いただくとお答えいたします(無料です)
「プロセスが大事だよ」と言われても、実際に成功を体験した人にしか解らないものです。ここでは普段の仕事で「成功」を体験していない人でも解るようにどんなプロセスがあり、どう対処するのかを説明します。
チームには『4つのグループ』が存在している
年齢、性別、経験、役職など関係ありませんが、マネジャーが目標を達成する場合も関係ないと考えましょう。
- どのグループにも強弱がある(グループの平均点が違う)
- どのグループにも年齢、性別、経験、役職など関係なく存在する
- 極端な場合、全員が「やらん気」の場合もある
もし全員が『やれん気グループ』だったら
- 新任マネジャーが、全員やれん気のグループが待ち受けるチームに赴任した場合、どこから手をつけたらいいのでしょう。
- 全員やれる気のグループが属するチームに赴任した場合と雲泥の差があるのは明白。落ち込まない。
- 片腕となる人物を選び、いつまでになにをどれだけ、どのようなあり方で達成するか、目標を明確にして共有する(適材がいない場合、適性能力にこだわらない)
- 片腕ににするまで、自分が実践して「完成形」を具体的に見せる
- 片腕にしたい人物に対しては①採用②歓迎③触発〜⑩分かち合うまでのプロセスを共有する、
スタッフを育てる重要なポイント
どのグループでも大差ありませんが、難易度の点で違いが生じるでしょう。
どっちみちパーソナリティーで個人差があります。
気にせずに「分かち合う」ように働きかけていきましょう。
①長所を指摘すること
②「やれん気」の人は、仕事そのものが理解できていないケースがほとんどです。会話の上では問題なさそうに思えても、取り繕っている場合がほとんどですが悪意はありません。この状態をクリアするのが、繰り返しの会話です。同じ内容でも構いません。繰り返すことで、「何を言ってるのか、真剣に聞いてみよう」という気持ちが起こってきます。この状態にならない限り「馬に念仏」の状態です。
③やる気に転じるか、やらん気に転じるかは、個人の履歴によって違いが出ます。
マネジャーとしては分別せずに、やる気に転じるようにリードします。誰もが内心では燃焼したい欲求はあっても自信がないと「やる気」に転じることは難しいのが常です。「面白そう」「やってみたい」と思う動機はチーム内の雰囲気が影響します。数値目標ではなく「分かち合う」という目標が充満していると誘導しやすくなります。
④マネジャーは数値目標を達成する責務がありますが、チームが機能してこその結果です。
⑤チームを機能させるために、働きがい、やりがいのある職場が前提です。そのために分かち合うための10のプロセスを提示しています。『歓迎〜分かち合う』まで、どれも手抜きできません。つまり、あなたの部下がユーザから最高の評価をもらえるように部下に考えさせて、実践させて、導きます(=教えるということ)です。これが「育てる」ということです。
⑥「育てる」ためには、あなたが仕事を知っている必要があります。つまり語ることができる必要があります。あなたがマネジャーであることは、すでに知っているはずですが、言葉に置き換えて伝えることができなければなりません。通常1回で伝えることはできません。同じ話を何度も伝えるには、何度も表現を変えて伝える「比喩力」が必要になります。全く同じ話では「以前聞きました」になるのがオチです。同じ話でも角度を変えて話すと響く、あるいは徐々に響いてくることは少なくありません。
「なぜそうなのか?」比喩力は自身が同じことを何度も考えることで身につきます。哲学するということになりますね。
働きがい、やりがい
マネジャーになったけれどリーダーシップに自信が持てない、ワーカーとして働いているけれど、将来の自信もいまが楽しいわけでもなくやる気があるふりをしているだけ。こういう人をしはいしているのは「やれん気」です。
そこから人生100年のライフシフト、有形無形の資産形成の計画も人ごとのような感覚しかない・・・自分にダメ出しし続けるとやりたいことに「どうせダメ」自己否定感の上塗りを重ねてしまいます。ここから抜け出すのは、「やれる気」を繰り返し体験するしかありません。だから悩むなら「自分はどうしてこうなのか?」ではなく、自己否定感の迷路に入り込まないように「どうしたら達成できるのか?」に集中します。
『自己否定感』という悩み
スーパーに必要な物を買い出しに行って、商品を見ているうちに、すっかり忘れて帰ってくることがあります。メモさえ持っておけば二度手間は防げたはず。
人生すべてそうなんです。優先順位を実行するには、メモの力は強力。小さな力の積み重ねが自信になります。することリストをこまめに書き込めば「気がかり(=小さなストレス)」が次々に減って時間管理も自然にできます。
「あれもしなけれ、これもしなければ」が「できていない」に変わってストレスになり、暮らしに追われる状態が「できない自分」を育てます。
それが日本の大衆の姿ではないでしょうか?お金を使うことで本当になりたい自分をごまかしている。
TIME IS MONEYは使い古した言葉ですが、真理です。真理はおしゃれなところではなく、ゴミ箱にあります。ゴミ箱は宝の山ですので、漁る習慣を持ちましょう。それほど時間とお金は似ています。優先順位を絶えず意識していないと時間はあっという間に消えます。お金も全く同じです。ただ始末するだけでは、お金は残りません。
まとめ
『祝福を「分かち合う」プロセスの逆算がわからないリーダーの悩み』について、10のプロセスを分かち合うために、どうすればいいか。具体的な現象が職場職場で違うので大まかにご説明しました。逆算するとは「揺らがない」という意味を含んでいます。
諸行無常という言葉があるように、対人関係も含めてなにごとも変わりますが、変わるようにみえて揺らぎのないのが「対人関係」です。「君を幸せにする」という働き方もあるからです。「星の王子さま」のようにです。
自己マスタリーを磨くには、10のステップを繰り返すことは有効です。
慣れてくると飽きを感じるかも知れませんが、小さなリセットの繰り返しは自身を磨きます。優先順位を守って自信を深めるようにしましょう。困るのは「パーソナリティ」の問題です。生育環境の違いで困難を極める場合もあるでしょう。しかし、「幸せになりたい」という願望は同じです。もっとも「幸せ」の定義が曖昧ですが。(この点についてはページを改めます)
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