日本は戦前まで家長制度でした。
いまの日本風土には全く馴染まなくなりました。
アメリカやカナダは若い国です。
天皇や国王も存在しません。
国をまとめているのは、主義、主張で、そのシンボリックなものとして国旗があります。
アメリカやカナダでは国旗を頻繁に見ます。
ビジネスにおける価値観というのは、会社それぞれのことです。
自律型マネジメントを生み出す価値観&クレド
私が思う価値観についてお話しします。
具体的な内容は省きますが、価値観とは主義・主張・あり方だと思います。
(これがアメリカなら、「自由」のような存在)
主義・主張・あり方は顧客のベネフィット(利益)とイコールでないと意味がありません。
イコールであるべきか、どうでもいいかは当該企業の判断ですが、多数に支持されない義・主張・あり方は誰にも相手されません。絶対多数に支持されるから繁栄があります。
主義・主張・あり方を具体的に表現したものが「クレド」です。
名前はなんでもいいのですが、イメージがつかみやすいように「クレド」にしておきます。
因みに、「一般社団法人いきいきゴエス協会」では、クレド策定のコンサル業務を行っています。
クレドはバイブル(聖書)の役割をしています。
主義・主張・あり方をどうすれば具現化できるか、そのガイドラインが書かれたものになります。
クレドの扱い方
さて大切なのは、クレドの扱い方です。
上からの命令でこれを遵守して実行しなさい」とやると自律型マネジメントはできません、。
それでは従属的なマネジメントにしかなりません。
この手法はいまの社会のあり方から遠のいてしまいます。
自律型になるには、社員が主体的にクレドの監視役になる必要があります。
全員でクレドが遵守されているかを監視します。監視役とは同時に履行者です。
これでもって、自律型に変わります。変わるようにしていきます。
ここが一番のポイントですね。一番難しい部分です。
仕事(監視と履行)がしやすいように、マネジャー格以上の人が役割分担で支援者になります。
転換させる時期が大変ですが、転換できると仕組みが動き出します。
会社が変わります。
コメント